最近はある、たーのしー動物のアニメを繰り返し観ています。
多くの人の脳を溶かしている『けものフレンズ』
……ではありません。
登場人物が皆、猫で描かれた、宮沢賢治のやつです。
ジョバンニとカンパネルラが列車で広大な宇宙を旅する杉井ギサブロー監督の『銀河鉄道の夜』
……でもありません。
小田和正の主題歌が作品の空気と絶望的に合っていない同じく杉井監督の『グスコーブドリの伝記』
も、違います。
1996年、宮沢賢治生誕100周年を記念して、賢治の半生をアニメにした
監督・脚本 河森正治。
『イーハトーブ幻想~KENJIの春』です。
CGで描いた宮沢賢治の詩のイメージ映像。実験的なペンシルアニメーション。豪華すぎる作画陣。
画面を観てるだけでワクワクします。
これは妹トシちゃん。

銀河鉄道やグスコーブドリのキャラクターデザインみたく、四歩足の猫がスクっと立ち上がったようなかわいい身体をしていません。
人間の頭を猫にしたような姿をしています。
でもトシちゃんはかわいい……。
「猫のやつは銀河鉄道の夜だけよ!」みたいな人に是非観てほしいです。
あり……だ! ってなります。
エンターテイメントというよりはアート系に近いかもしれません。
ハマる人はハマる。
以上、終わりです。
はにわんこ
好きな動物はバビルサ、MC.ぐんぐです
あ、ちょいまち。バビルサってなんだ?って思った方のために補足説明させていただきます。
バビルサというのはイノシシに見た目が似ているバビルサ属に位置するバビルサでバビルサです。
あぁ、もう説明がめちゃくちゃだ。要するにバビルサという動物はどの種族にも属さない一属一種の固有種なのです。
つまり、「ネズミ」と言えばハムスターからカピバラまで数多くの固有名詞のついた動物のことを連想できますが、「バビルサ」はバビルサ一種のみでバビルサと言えばバビルサしかいない、そんな動物なのです。特別な存在なんだね、バビルサは。
そんなバビルサですがイノシシに似ているとは言ったものの、近しい見た目の動物がそれくらいしかいないのでイノシシっぽいと形容しています。
実際、画像検索などしてみるとよ~く分かるのですが、言うほどイノシシにも似ていません。「青山テルマ」というワードを聞いて「青山テルマ」の画像を見ると「あ、確かに青山テルマだこれ・・・」となる固有名詞からの唯一の存在感がバビルサにもあります。
「バビルサ」ってワードを頭の中に入れて「バビルサ」の画像を閲覧すると「あ、確かにバビルサだこれ・・・」みたいな。
他には「ナオトインティライミ」とかがそのたぐいだと僕は勝手に考えています。
さて、そんなバビルサの最大の特徴は鼻筋から生えた大きくひんまがった牙でしょう。この牙は成長するごとに自分の眉間めがけてカーブを描き、最後には自分の頭部に突き刺さります。
・・・なぜ?
なんだなんだ・・・生まれながらにして時限爆弾を小脇に抱えているよこの動物。僕はこのなぜか自らに突き刺さる己の牙に大変感銘を受けました。自分を自ら追い込んでいくスタイル・・・まるで〆切一週間前まで白いままの原稿に対峙して創作の神が憑依するその瞬間を待ちかまえているような・・・え?それはあんたの怠惰だって?その通りですね・・・猛省します・・・。
バビルサについてまだまだ語りたいことはたくさんあるのですが、いかんせんワタクシ漫画描きですので、あまり長文に没頭すると徐々に日本語も怪しくなり(上記に既にその傾向はありますが)最後には毒電波ゆんゆんの支離滅裂な怪文章になってしまいそう。なので、ここでストップします。
『漫画描きは漫画で語れ』
素晴らしい言葉ですね・・・今ボクが作りました。
そう、なのでバビルサだって漫画で語るべきなのです。「文字」と「間」と「絵」を駆使してバビルサの魅力を・・・ね。
と、いうわけで、次の夏コミティアのテーマさぁ、バビルサにしようよ~バビルサ!!
MC.ぐんぐはバビルサを描きたい同志を随時募集中であります。
以上!バビルサのダイレクトマーケティングでした!!