食べ物の好き嫌いと対人関係
あなたには、食べ物の好き嫌い、ありますか?
それは、
人間の好き嫌い、ありますか?
と、ほぼ同意の質問だったりします。
(もちろんアレルギーでNGの場合などは除きますよ)
ところであなたは、どうしてその食べ物を嫌いになったのでしょうか?
1)過去に、腹をこわした、そればかり食べさせられたなどトラウマ系
(戦時中のサツマイモ、すいとんなど)
2)親、地域社会などの食文化の影響
(大阪人は納豆嫌いとか、刺身を食べない地域など)
3)見た目やイメージで苦手(文化などの影響)
(芋虫、へび、カエルなど)
4)辛い、苦い、甘いなど特定の味覚が苦手
のいずれかといったところでしょうか。
まあ、4)は仕方がない部分があるとして、
1)のケースは、確かに過去につらいことがあったかもしれないが、
それをいつまでも引きずって、拒絶している。
人間関係で言えば、過去に何かトラブルがあった人を、ずっと
許せないままでいるなど。
2)や3)のケースは、親の影響で食べられないとか、自分以外から
の価値観を知らないうちに刷り込まれていたり。
先入観なしに純粋な気持ちで向き合えば、なんてことはないのに。
よくTVのバラエティ番組などで、へんなものを食べさせられて、
実際に口にしたら「あれ?意外とイケル!」という場面、
あんな感じでしょうか。
人間関係で言えば黒人差別、異教徒の排斥などに通じるでしょうか。
日本人どうしでも、「大阪人って嫌い!」ってのもありますよね^^
完璧に好き嫌いをなくすべきとは言いません。
しかし、食べ物の好き嫌いが激しい人は、
それは、食べ物の側に原因があるのではなく、
あなたの側に問題があるのではないでしょうか。
食べ物のことだけでなく、
もっと、素直に、余計なバイアスを取り払って、
自分以外のものと向き合う精神を持つ必要があります。
「だって、そんなの食べなくても生きていけるもん!」
やはりそのスタンスはあなたの対人関係にも相通じる
ものがあるはずです。
ZACCESS Consulting株式会社