◆ピンチがチャンスになる思考方法
重要顧客で大クレームが発生! 主要取引先との契約打ち切り・・・
普通に考えると、そういう状況を、誰でもピンチだと考えます。
だってそうだろう?それって当たり前じゃないか!?
・・・いえ、その時の、事実は、
あくまでも、契約が打ち切りになった、という事。
それを、ピンチにしてしまっているのは、あなたの受け止め方。(ABC理論)
事実と、受け止め方。
そこをつい我々はワンセットにしてしまいますが、
そこを厳密に切り分けねばなりません。
実際、事実が何であれ、
ピンチかチャンスか、これも受け止め方次第。
なのです。
事実が同じでも、受け止め方次第で、
ピンチがチャンスにさえ変わってしまう。
のです。
これは本当のことです。
その事例として、とっておきのネタを公開しましょう^^
元ヤクルトの古田捕手。
ランナーが盗塁してくる場面で、ピッチャーがワンバウンドを投げてしまったときに、
「おいしい!」と思うそうです。
最初何を言っているのか理解できませんでした。
この場面、普通なら、「しまった!」と考えるのが当たり前ですから。(私もそう思ってました)
さて、古田はこの場面(事実)を、どのように受け止めているのか?
「この状況で、もしもランナーの盗塁を刺せたら、一気にこちらに流れを引寄せることができる」
だから、この場面を、おいしいチャンスだと捉えられるのです。
しかも、ここで盗塁阻止に失敗しても当たり前。
そういう意味では何のリスクもないプレーですし、だから投球がワンバウンドした時には、
果敢に攻めるプレーを彼はするのです。
しかも、「しまった!」と思ってプレーするのと、「おいしい!」 と思ってプレーするのでは、
成功確率も違ってきますよね。
これが一流のメンタル。
つまり、事実がどうかが問題なのではない。
全ては、その受け止め方。
すべては、あなた次第