親しくなる。暖かい飲み物で。
たとえば、
新規の商談や重要な商談場面で、お客様に温かい飲み物をお出しする。
(この季節だと最初の一杯目は冷たいものの方が喜ばれるでしょうが^^)
実験によれば、暖かい飲み物を数秒間でも手に持った人のほうが、
冷たい飲み物を持った人よりも相手(この場合、商談相手)に対して
好印象をもつ度合いが高いそうです。
これは、身体が温まると無意識のうちに、
他者への振る舞いが好意的になると推測され、
身体と心には重要なつながりがある
人は無意識のうちに環境の影響を受けている
ということでもあります。
フェルデン=クライスなどは、身体の柔軟性と心の柔軟性の関連性などに着目した
プログラムを開発しています。
もちろん温かい飲み物”だけ”で、相手が好意を持ってくれるわけではありません。
”そうなりやすい条件を整える”ということです^^
接客時に、お茶の出し方については、おもてなしとか、マナーの範疇での教育は
ありますが、そこは、「交渉の場」であることをお忘れなく。
余談ですが、石田光成と秀吉の逸話もまさに”それ”ですね。
戦国武将がなぜ茶の道を好んだのか。
男子たるもの、茶道を習うべし。