二年前の今頃、私はどん底の暗闇の中にいました。
何となく避けてきたけど、病気の告知をされた日の事をようやく書きます。長文になります(;^_^A
私にとって悪夢のような、本当に本当に恐ろしく、長い一日だった…
2011年11月15日 【告知の前日】
少し前に終わった生理がだらだらと続くのでナプキンをあててたんだけど、仕事中に『あれっ?』って思うくらい出血した気がして急いでトイレに行った。
大きめのナプキンが真っ赤に染まって、大きな血の塊がゴロっとでていました。気になったけど、それでも生理の延長だと思っていた。
この頃の私は数カ月前から水っぽいおりものが急激に増えていて、生理は予定通りに来るものの、経血の量が多く、終わった後もまた出血があったり、生理痛もかなりひどくなっていた。
私の体はたくさんのサインを出していました。
何かおかしいなと思っていたけど、健康だけが取り柄だった私は『そのうち治るかも?』とのんきに思っていたし、病気の知識が無さ過ぎてこんな怖い病気に侵されているなんて考えもしなかった。
大バカ者です。
気になってネットで『おりもの 多い」』とか調べたりしてたけど、この病気には辿りつかず、自分に都合のよい(安心するための)サイトの情報を鵜呑みにしたりしていました。
病院へ行ってみようかな。と思って近所の医院を調べてみても、婦人科に掛かったことの無い私は【女医さんじゃないとイヤ】とか【次の休みは予定あるし】とかなんだかんだ理由をつけて延ばし延ばしにしていた。。
2011年11月16日 【告知、そして緊急入院】
あの日は仕事がお休みだった。
前日の出血を気にしつつ昼間は洗濯をしたりしながらゆっくりと過ごしていました。
結局出血はほとんどなく、体調も悪くはなかったので、翌日の友人との予定のためにちょっと買物でも行こうと思って16時過ぎくらいに駅へ向かいました。←病院行けよっ!\(*`∧´)/
駅のホームで電車に乗ろうとしていたところ、突然下の方(股)から何かが流れ始めた。
おしっこでも漏らしたのかと思うほどどんどん止めどなく流れてくる…、どこから何が出てるのか?痛みはなくて、力を入れて止まる感じでも無く。。。
そしてその感覚は液体だけでなく、ボコボコと何かが生まれるかのような感覚もあった。
前日の出血の事があったので夜用のナプキンをあてていたのだけど、あっという間にずっしり重くなり、ナプキンだけで受け止められるような状況ではなく足の方へと溢れてきた。
電車に乗ってしまった私は恐る恐る足元を見てみると、私の足元には血だまりができていた。
何が起こっているのか全く理解ができず、怖くて怖くて足がすくんで動けなかった。
「とりあえず次の駅で降りなきゃ。」次の駅までの2~3分の間、出血は止まらなかった。
自分に何が起きているのか?どうしたらいいのか?
頭が真っ白で誰かに助けを求めることもできなくて、、
降りた駅のトイレへと急いだ。
トイレへ行って下着を下ろすと、それはもう血の海で…。
もちろん履いていたタイツ、ブーツも真っ赤っか…。
便座に掛けると、少し止まっていた出血がまた再開して、ドクドク、ボコボコ(←大きな塊)と止まらない。
一体どれだけ出血しただろう。
自分の力で止められないし、このまま死んじゃうかもって本気で思った。
しばらくして出血が止まり、汚してしまったトイレを掃除して、旦那に電話をした。
『どうしよう。。何だか分んないんだけど、ものすごい量の血が出て…。どうしよう、どうしよう』
きっとものすごく動揺していて、旦那も『どうしたのっ?!?!』って感じだった。
旦那も仕事が休みで車で出ていたのだけど、幸いにも私がいた駅まですぐに来れるということで10分くらいで来てくれた。
家に寄りシャワーで流して着替えをし、さすがに尋常じゃないほどの出血だったのですぐ病院へ行くことに。
すでに18時を過ぎていたので近くの小さな病院では見てもらえず、車で15分くらいの国立病院を紹介してくれたので、そちらで時間外で診てもらうことになりました。
対応してくれた先生は、自分よりちょっとお姉さんの女医さんで、時間外だけ大学病院から臨時で来ているようでした。
(こんな状態なのに「女医さんで良かった♡」なんて思ってた。。汗)
まずは問診。前日の出血やおりものの事、今日の尋常じゃない出血のこと、気になっていたことをここぞとばかりに全部伝えた。
当然、先生はこの時点でもう病気のこと分かっていたでしょうね…(ノ_-。)
そして診察。初めておまたパカーン椅子に座り、かなりの緊張。
またその時に少し出血して、床に血がポタポタと落ちていた。
先生は『あ~。ここかぁ…、ちょっとまずいなー。』とカーテン越しに言って、看護師さんに指示をしながらバタバタと出て行ってしまった。
診察の椅子に座ったまましばらく待たされました。
えっ?!まずいって何が?心臓がバクバク、飛び出そうでした。
『えーっと、ご家族も一緒でしたよね?ちょっとお話しましょう。』
旦那も診察室へ入り、一緒に話を聞くことに。
私も勿論だけど、旦那もとても不安そうな顔をしていました。
『子宮の入口の所に腫瘍ができてますね。エコーで見ると4センチはあります。たぶん、8割9割、子宮頸がんだと思います。ここまでなるまでどうして病院に来なかったんですか。とにかく治療が必要だから…、』
淡々と話し始めた先生。
『えっっ!!わたし癌なんですか?…えっ!』
うそでしょ。だって私、いつも健康診断オールAだし、生理だって遅れずにちゃんときてるし、今まで普通に生活してきたし、ちょっと待って。。
その後の先生の話が入ってこなくなり、私はそのまま先生と旦那の前で意識を無くして倒れてしまった。
突然の癌告知のショックと、大量の出血でかなりの貧血状態だったからだと思います。
後から旦那に聞いたら、先生の話を聞いてる時にみるみる私の顔が真っ青になって、目がうつろになって、びっくりした旦那が名前を呼んでも数分意識を失ったままだったようです。
すぐ担架に乗せられて病室へ行き、緊急入院となりました。
朦朧としながらも不安で不安で旦那の顔を見たら涙が出てきた。
「私、どうなっちゃうの?死んじゃうの?もし子供産めなくなったらどうしよう。ごめん。。」みたいなことをずっと言ってた気がする。
旦那は涙をこらえながら「何言ってんだよ、絶対大丈夫だよ。」と手を握ってくれました。
あの時は旦那の状況とか気持ちとか考えてる余裕なんてなかったけど、きっと彼もすごく怖かっただろうな。
自分が逆の立場だとしたら、考えただけで恐ろしいし泣けてくるもん。
旦那が私の両親へ連絡をしてくれたようで、しばらくして両親も病院へ駆けつけてくれた。
病室のベッドでぐったりと横になって涙を流す私を見て、さぞかし驚かせてしまったことだろう。。
突然のことで状況もあまり把握できてなかったと思うけど、父も母も多くを語らず笑顔で手を握ってくれた。
でも、目には涙が溢れそうで、声にしたら泣いてしまいそうな感じだった。
そんな旦那や両親の姿を見て、私大変な状況になっちゃったんだ…ってようやく理解した。
それから一週間、もろもろの検査と貧血の治療として入院することになりました。
この入院は体力的にも精神的にも、本当に辛い時間となるのでした。。。
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二年前の事だけど、あの出血の時の恐怖感、告知されてからの不安感、みんなの表情、全部覚えてる。
忘れたくても、一生忘れられない一日になってしまった。
ここ数日は、あの時の今頃はこうだった…。と色々と思いだしてしまう。
ずっと書かずにいたけれど、これを機にこの先の転院や治療の事など、回想で記録に残していきたいと思います。