昔の人は、髪の綺麗な女性を褒める時に「緑の黒髪」「烏の濡羽色(ぬればいろ)」なんて表現していました。

これは、黒髪の光沢はみずみずしく艶やかだとか、カラスの羽のように黒いという表現です。



実は鳥のカラスをしめす漢字は「烏」と「鴉」の2種類があります。どちらも「黒い」という意味があります。


ウーロン茶って「鳥龍茶」ではなく
「烏龍茶」と書くの知っていましたか?

※烏龍茶の「烏」も黒い葉の色を表しています




「烏」の字は、カラスが羽も目も黒いので一体どこに目があるのかわからないために「鳥」(とり)の字から目の部分の一画を略した字です。

「鴉」は鴉の鳴き声を表す「牙」と鳥を組み合わせた文字です。


ちなみに「烏」や「鴉」を使って女性の黒い髪を言い表わす漢字熟語もあります。

・烏雲(ううん):女性の黒くて豊かな髪。烏髪(うはつ)。

・鴉髪(あびん):女性の真っ黒な髪。


日本人の髪は黒髪と言われますが、
実際は濃い赤褐色(赤味のブラウン)なのです。




■髪の色はどうやって決まるのでしょうか?
髪には『メラニン』という色素があります。黒髪に多い赤褐色の「ユーメラニン」と、明るい髪色に多い「フェオメラニン」の2種類があります。

日本人はこの「ユーメラニン」の占める割合が多いので黒っぽく見えるのです。反対に欧米のブロンドなどは「フェオメラニン」が多いのです。

2つのメラニンの比率で、髪の色と明るさが違ってくるのです。

「日本人は黒髪」というわけではなく、黒髪からブロンドまで、幅広い髪の色になる可能性をもっているのです。

まっすぐでサラサラストレート憧れますよね。
その反面クセに悩む方も
多いのではないのでしょうか?


実はくせ毛というのは毛根の影響が大きいのです。

毛根が頭皮に対してまっすぐではなく曲がっていると、髪は曲がったまま伸びて、ねじれたくせ毛になります。
※日本人はこのタイプが多い




曲がって生えてきた髪は、キューティクルの内側のコルテックスに水を吸いやすいタンパク質と水を弾くタンパク質の2種類ができてしまいます。


髪が水分を含むと、水を吸いやすい部分は伸びるけれど、水を弾く部分は伸びにくい…。
髪の中で伸び方の差ができてきてしまい、髪のうねりや縮みとなって現れてきます。



また、髪は毛穴の形に沿って生えてきます。髪全体の約90%は楕円で、丸い髪は約10%程度にしか過ぎません。

少し意外ではないでしょうか?

ちなみに丸い髪の比率が多くなると傷みにくいという傾向もあります。
パーマやカラーの放置時間が思っていたよりも長かったり短かったりすると、なんとなく不安に思う方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

「安心して下さい!」それは、人によって放置時間に個人差があるのは、キューティクルの枚数の違いや、髪の太さの違いがあるからなのです。



キューティクルは普通5~6枚が魚のウロコみたいに重なっているのですが、人によっては枚数が多い場合があります。なのでダメージとは関係なくパーマがかかりにくい、ブリーチしにくい、傷みにくいといった違いが出てくるのです。




冬の重ね着の様にしっかりと体を包んでいると、脱ぐのにも時間がかかるというわけなのです。笑




特に髪が太い人の場合、キューティクルは厚くてしっかりしています。反対に細い髪の人は、キューティクルのバリア機能が弱く、ダメージを受けやすいタイプです。


年齢を重ねると髪が傷みやすく感じるのは、毛が細くなっていくからなのかもしれません。そして髪の「太い・細い」が「硬い・柔らかい」という感触の違いになるのです。


人の顔がそれぞれ違っていると同じ様に、髪にもそれぞれの個性があるという事ですね。