「深泥池(みぞろがいけ)」 の紹介 --- 国の天然記念物 --- 

今から14万年前の深泥池は京都盆地の北端にある連山の谷で、しかも谷頭から谷出口までが600mほどの小さなものでした。 この谷の西側には鴨川が流れ鴨川扇状地を形成していますが、その土砂はこの谷の出口にまで到達し自然堤防となり沼地化していたと考えられていいます。 この沼地(せき止め性湿地)の状態は、自然堤防の上に人の手によって築堤(約2m)される約1,500年前まで続いていたことがわかっています。 築堤されてからは湿地は溜め池となり、ほぼ現在まで大きさ(周囲1.6Km/9ha)は変わっていません。 また溜池ができた時、季節によって浮き沈みする3haの浮島が誕生したと考えられています。この浮島は14万年前から連綿と生き続けている北方系の植物であるミツガシワやホロムイソウ・食虫植物など希少な植物も生育しています。また、開水域には南方系の植物であるタヌキモなども生育する珍しい貴重な池となっています。

この池は1927年(昭和2)に「深泥池水生植物群落」が国の天然記念物に指定され、さらに1988年指定対象が「深泥池生物群集」に拡大されました。(田篭)

 

 

※ 2026年1月(撮影日):2日。

 

 -- 2026年1月2日  晴れ   -3℃(7:20ヒノキ峠) 7℃(8:35)  水位49㎝(-1㎝/余水吐)--

・先月12月21日には全く見られなかったカモがやってきていました。

・今日はほとんどヨシガモで40~50羽程度。

・早朝、カモ達と一緒にオオバンオオバン、カイツブリも活発にエサ取りに励んでいました

 

 

1)1月2日、日の出直前の深泥池の気温はー3℃、南西開水域は約7割が結氷。

 

2~4)気温-3℃の中でも水鳥は元気に活動しています

2) ここは皆ヨシガモ

3) もぐりの名人カイツブリ

4) 普段からマイペースのオオバン

 

5) 氷のない木陰で小魚を待つアオサギ

 

6)南側水路は殆どが結氷

 

7)木陰でもないのに結氷しないところが数か所あります

 

8・9)早春、垂れ下がった花をつけるハンノキ

8) 水際に育つハンノキ

9) 尾状の花をつけるハンノキ。球果は昨年の果実。

 

10・11)ミヤマウメモドキ

10) 池側に残る果実

11) 株立ちするミヤマウメモドキ。 樹齢何年ぐらいになるのか?

 

12)里山の春を彩るコバノミツバツツジの冬芽

 

13)朝日を浴びる深泥池西部。昭和のはじめは開水域だったところ