「深泥池(みぞろがいけ)」 の紹介 --- 国の天然記念物 ---
今から14万年前の深泥池は京都盆地の北端にある連山の谷で、しかも谷頭から谷出口までが600mほどの小さなものでした。 この谷の西側には鴨川が流れ鴨川扇状地を形成していますが、その土砂はこの谷の出口にまで到達し自然堤防となり沼地化していたと考えられていいます。 この沼地(せき止め性湿地)の状態は、自然堤防の上に人の手によって築堤(約2m)される約1,500年前まで続いていたことがわかっています。 築堤されてからは湿地は溜め池となり、ほぼ現在まで大きさ(周囲1.6Km/9ha)は変わっていません。 また溜池ができた時、季節によって浮き沈みする3haの浮島が誕生したと考えられています。この浮島は14万年前から連綿と生き続けている北方系の植物であるミツガシワやホロムイソウ・食虫植物など希少な植物も生育しています。また、開水域には南方系の植物であるタヌキモなども生育する珍しい貴重な池となっています。
この池は1927年(昭和2)に「深泥池水生植物群落」が国の天然記念物に指定され、さらに1988年指定対象が「深泥池生物群集」に拡大されました。(田篭)
※ 2026年6月(撮影日):7日,14日。
-- 2026年6月7日 早朝曇り 19℃(5:24ヒノキ峠) 水位51㎝(+1㎝/余水吐)--
・6月3日、近畿地方に最接近した台風6号は京都で最大瞬間風速19.3m、2~3日の総雨量は87㎜。
・台風6号の影響でチンコ山南東部隅のカナメモチが倒れました
1)6月初旬の深泥池 (深泥池東奥より西方向を望む) 2026.06.07
2・3)クチナシ
2) 深泥池浮島の西側周辺部 2026.06.07
3) 満開のクチナシ 良い香りが漂っていることでしょう 2026.06.07
4)ジュンサイ・タヌキモ(絶滅寸前種)
赤褐色の花はジュンサイ。黄色い花はタヌキモ。 2026.06.07
5)ガマ
今年は深泥池北東部の浮島周縁部にガマがたくさん伸びています 2026.06.07
6・7~10 参考写真)モリアオガエルの卵塊
6) 5/31は左上の1個でしたが6/7には右下に1個増えていました 2026.06.07
しかし、左上の卵塊は先週の台風でも溶け崩れず原形を保ったままです。中では孵化していると思われるのですが心配です。午後の雨で溶け落ちると良いのですが
7) 参考写真「雨で溶ける卵塊」 2010.06.27日チンコ山南東部で雨の日に撮影
8) 参考写真「雨で溶ける卵塊」 2010.06.27日チンコ山南東部で雨の日に撮影
9) 参考写真「雨で溶ける卵塊」 2010.06.27日チンコ山南東部で雨の日に撮影
10) 参考写真「雨で溶け落ちた卵塊」 2010.06.27日チンコ山南東部で雨の日に撮影
11・12)台風6号の爪痕
11) チンコ山南東隅 倒れたカナメモチ 2026.06.07
12) 2026.06.07
13~)※※カンガレイ(絶滅寸前種)
13) 増えすぎると希少植物の脅威にもなります 2026.06.07
14) 2026.06.07
15) 2026.06.07
16) 2026.06.07
17)ヤブヤンマ
まだ生きているのにアリが群がっています 2026.06.07
-- 2026年6月14日 早曇り 18℃(5:18ヒノキ峠) 水位50㎝(±0㎝/余水吐)--
・モリアオガエル卵塊を新たに2個確認。情報では全体で5個あったようです。
ひとまず安心です。
・カイツブリの親が子供に餌を与えていました。カモでは見かけない光景。
・※※カンガレイが浮島本体に広がり希少植物を脅かさないか心配です
18・19)モリアオガエル卵塊
18) 新たな卵塊(6/14日確認) 2023.06.14
19) 1)5/31日確認 2)6/7日確認 3) 6/14日確認 2023.06.14
20)本日はヌタ場か5箇所もありました。イノシシのようです。 2023.06.14
21~24)ジュンサイ (開花後3日間の変化)
21) 1日目
風媒花のジュンサイは初日雌しべが伸びて
飛んでくる花粉を受け取ります 2026.06.14
22) 2日目
花は水面から高く伸び、さらに伸びた赤い雄しべから花粉を
風で飛ばします 2023.06.14
23) 3日目
水面から伸びた茎は倒れその後、受粉した花を水中に沈めるように基部から茎がさらに伸びアーチを描きます 2023.06.14
24) アーチを持ち上げると沈められていた花が現れます 2023.06.14
25~27)※※カンガレイ
25) 浮島周辺の※※カンガレイ 浮島本体で広がらないか心配です 2026.06.14
26) 参考写真 浮島本体の至る所で繁茂した※※カンガレイ。 2014.06.08
27) 参考写真 翌年は激減したもののコケをはじめ従来育っていたの植物も消えてしまいました 2015.06.07
28~31)カイツブリの親子 (すべて2026.06.14の写真)
28) 左のくちばしが黄い方が子供 2026.06.14
29) 親鳥が水中から水草をくわえてきました。子供は口を開けて待っています
30) 与えられた食物を食べています (カイツブリは主に動物職らしいのですが)
31) 2026.06.14
32) モウセンゴケ 2026.06.14































