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こんな、映画を見てきました。
子どもが、胎児の頃にお腹の中で外界の声や物音を聞いているというのは、聞いたことがあります。
この映画では、生まれるとき、子どもが、親を自ら選んで生まれてきたという記憶がとても具体的に語られています。
また、前世でなし得なかった罪の償いを今世でという えっ?と思ってしまうような内容の話を幼い子どもたちが淡々と、理路整然と語る様子も収められています。
また、たいわ師という、言葉を話す前の赤ちゃんとの通訳をする女性、この方がインナーチャイルドの癒し、自己肯定ワークを行います。そこで、参加者の女性が、自分を慈しむ感情に初めて出会い、涙するまでの過程も収められていました。
胎内記憶や、それ以前の記憶に、複数の共通点があり、面白いなぁと感じて見ていましたが、
子どもが親を幸せにする目的で生まれてくるという説には、いやいやいや、そうだべか?と全面賛成出来ない思いがありました。
私は、人は自分が幸せになるために生まれてきてよいと思っていて、
親が不幸でも、子どもは自分で幸せになってよいと思います。
前世で自殺した記憶のある子どもが、
今世では、迷惑をかけたり悲しませたりした相手にギフトを贈り、その罪を償って初めて生きたいように生きられると語っていたのにも、う~んと唸らせるものがあり、死んでも終わらない人の業というものに虚しさを感じました。
そして、インナーチャイルドへの語りかけ。そこは、私にとっては、ちょっと拒絶反応を起こしてしまいました。
嫌いな自分を許すことは、出来ない。
頑張ったねとか、ありがとうとか簡単には言えないな。
まだまだ甘い、修行が足りんと思ってしまいます。
滅多に泣くことはありませんが、涙が出たら、泣いてすむと思うなと自分を叱ります。甘やかすとつけあがりますから。
なんか、その いいんだよ!って自分に言ってあげてとかいうのが気持ち悪かった。
全体を通したテーマが、子どもより母親にシフトしているのかな。
幸せな子育てをしてくださいってね。
感動した、救われたという声が沢山寄せられているというこの映画
私には、う~ん(・・? だった。