前回組み上がったZ50M。
しかし、完成では無い。
エンジンを始動させ、公道走行が問題ない状態になって、初めて完成である。

ガソリンとオイルを注入しキックを試みるが、エンジン始動の気配なし。

更にキャブのドレンホースからガソリンがオーバーフロー。

一つ一つ問題を潰していく。

まずは、プラグに火花が飛んでいるか。
プラグを外しキックをするが、火花は飛んでない。

点火系は、コンタクトブレーカー、コンデンサを純正新品に交換し、IGコイルを社外品に交換。

怪しいのはIGコイルもしくはポイント。
まずはIGコイルの抵抗値測定。
特に問題なし。コイルのボディアースも取れていることを確認。
そうなるとポイント。
一度フライホイールを外し、リード線の締結部を確認。
ここのボルトは樹脂やベーク板でポイントプレートと絶縁させているが、組み間違え等あると導通しっぱなしで火花飛ばない。




特に問題なさそう。


続いてはポイント面

新品のなのです摩耗は無いが、経年によって酸化している可能性あり。

その為、ペーパーで磨く。



フライホイールを戻し、ポイントの最大ギャップ値を0.30に合わせる。


すると、火花が飛ぶように。

ポイント面が微妙だったようだ。


続いてオーバーフローの修正。

まずは、オーバーフローパイプに亀裂がないか確認。

フロート室単体にしてガソリン注入。

亀裂があれば、この時点で漏れるが、漏れなし。

フロートバルブ周りはキースター製のリペア品に変えていたので、問題はないと思うが、念の為清掃。




1番怪しい、というか初期に確認していなかったのはフロート高さ(油面)なので調整していく。


最初に油面を下げ気味にし、キャブを組みガソリン注入。

オーバーフロー無いが、油面低すぎ。

少しフロート高さあげて、ガソリン注入、確認を繰り返し行う。



3回目ほどでフロート室より少し下側に油面来たのでOKレベル。



本組みし、オーバーフロー無いことが確認できたので完了。



また、少し不安だったのがスロットル付近。

この機種はピストンバルブの上下が非常に少ない。

アクセルワイヤーは当時物を洗浄/給油し使用するので、本当にストロークこんなに短いのか?と心配だった。

インマニを外して作動させると、少ないストロークの中で、しっかりと全閉/全開できていた。


キャブも元に戻し、再度キック!






無事にエンジンかかりました。


次は点火タイミングの調整と、灯火の確認をしていく。


本日は以上。


1.5h