2018年はVisaとの戦いだ。数年前から大分厳しくなってはいたが、ここまで来ると今までの人材確保ではリスクが大き過ぎるし、チョイスが無い。既にビザを持っている人の延長(エクステンション)も年々厳しくなっている。グリンカード(永住権)に至っては本人年収120,000ドル、もしくは会社にこれだけの利益を残さねばならない。それも永住権が取れるまでの3~5年、毎年なのだ。2人いたら240,000ドルである。これって外国零細企業に対する嫌がらせ以外何者でも無いではないか!本来、IRSとイミグレーションは今でも別組織である。でも。。。である!だから弁護士選びがとても大切になる。
キャリアのある名門弁護士はギャンブルは絶対しない。リスクのあるVisa申請は弁護士から断られる。その一方でキャリアのない若い弁護士は、同じ質問をしても確約は出来ないが駄目ではないと言う。弁護士自身がいろいろ経験したいから駄目だとは絶対に言わない。そうなるとその弁護士にかけるかどうか?は申請者本人のチョイスになる。
Visaのことでいつも不満なのは、仮に落ちてもその理由は絶対に明かされない。だから
勉強にならない。お金だけ捨てることになるのだ。
我々のようなメディア業界には一つだけ抜け道がある。東京事務所がスポンサーになり
I-Visa(ジャーナリストビサ)が申請出来るのだ。メディア業界の特権だ。またはこういう方法もある。日本の同業者との業務提携によりI-Visaを所得して、ニューヨーク研修として日本から編集経験者を連れて来るやり方だ。
I-Visaは基本3年間。ただ延長は厳しくなってきているようだが3年ごとに何度でも延長可能なVisaなのだ。既に数社とコンタクトしていて早ければ夏、遅くても年末までには編集のプロが日本から来る予定だ。
会社をやっていると様々な無理難題がやって来る。その時に諦めるか、流されるか、気にしないか、ではあまりに無責任だと思う。その時こそ、あらゆる経験を駆使して知恵を出す。これこそがアメリカで生き残るノウハウとも言える。お天道様がお前は経営者に相応しいかどうか?。。。試されているような気がしてならない。
だから絶対諦めない、絶対に負けられないのだ!