カシンです。これは、アタシ(50代・男)が考えていることを書くブログです。

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前回は、主に性別と性染色体について書きました。

「性別を女性男性の2つだけにきっちり分類するのは難しい、境界線上には難しい場合がある。女性はこう、男性はこう、他にはない、と決めつけない方がいいのでは」という主張に対して、「男女の区別は簡単だ」と主張しているのは Walsh 氏の方です。

であれば、「簡単だ」というのを証明してみせるのは、Walsh 氏の仕事のはずです。なのに、Walsh 氏は「簡単でないなら、簡単でないことを証明してみせろ」と言うわけです。

で、昨日のアタシの記事のように、「簡単でない」ことを説明するわけですが。そういうのを書くにも手間暇がかかります。

一方、Walsh 氏は動画の中で「I care about truth!」とか言いながら。「個人のすべての細胞に同じ性染色体があって、それで性別を特定できる」と言ってます。

おおざっぱには、そうなんですが。そうじゃない場合もある。これが現実。だから、そうじゃない場合も含めて考える必要があります。

ところが、そういった主張に反論してるのが Walsh 氏です。

「男女の区別は簡単だ」というなら、どうして簡単なのか、どうして事実に反して簡単でなくちゃいけないのか。納得のいく説明をするのは、Walsh 氏の仕事のはずです。

それが、平気な顔して、こちらに手間のかかる仕事を押し付けてくる。

「女性とは何か」定義してみせろ、と言う。それができないから、狭義の「女性」「男性」だけでは、発想が足りないんです。定義できる、というなら、してみせるのは Walsh 氏の仕事のはずです。

あちらは口から出まかせ言い放題なのに、こちらは正確なところを手間暇かけて調べる。しかも、ちょっとでも間違ってると、非難される。

こういう人を相手にもぐら叩きするのは、割に合いません。

短期的には勝ち目はありません。

長期的には

相手に「自分が正しくない」ことを証明させて、その手間暇の間に逃げ切って自分が正しいことを印象付ける、そういう人が世の中にはいて、そういう人をまともに相手にするのは、人類の損失
特に、印象操作のうまい人は信用しないのが得策。話し方でなく、話の内容で判断したい。一番、説得力のある話し方をする職業は、詐欺師

というようなことを「常識」にしていくとともに。

を世の中に広めていくことが重要、とアタシは考えます。

* * *

それと。世の中には、ある事柄について強い思い入れがあって。これだけは譲れない、という人もいます。トランスまわりもそうで。

どうしてもトランスを認めてほしいという人もいれば、どうしてもトランスは認められない、という人もいます。

その際には、互いに譲歩しあって、深入りしない隣人として、おおやけには、互いに礼儀ある距離を保って生きていくしかありません。

けれども、Walsh 氏は、そういう人じゃないようにアタシには見えます。実はトランスに関して、大して思い入れはないんじゃないでしょうか。単に自分の地位を築くために、攻撃しやすいところを利用しているだけに見えます。別の話で注目を集められるなら、トランスでなくても良かった。

ようは、かまってもらうのが目的の人なので、相手はしたくない。でも放っておくとたくさんの人を傷つける。困ったもんです。

その一方で。カジュアルヘイターの Pearl 姉さんも、トランスに、大して思い入れはないようにアタシには見えます。普段、考えたこともないんでしょう。トランスがどうの、とか、わかってもらう以前に、他人を傷つけるのを娯楽にすることの弊害をわかってほしいです。

体育会系ホモソーシャル文化については、スポーツ教育側で対処してほしいとアタシは思ってます。

つづく

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お読みいただきありがとうございました。

ni3 消耗戦には応じたくない