カシンです。これは、アタシ(50代・男)の今週のブログ活動のあとがきです。2024-06-29 ＝ 74ln 版。いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。

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先週土曜日に映画「サイコ・ゴアマン」を見て。そのことを書きたいと思って、土日に 3 記事分くらいの下書きをしましたが、うまくまとめられず。さて、どうしようと考えながら、その間に最近の出来事を書いていった週でした。

木曜日の記事は、元の下書きから切り取った分です。金曜日の記事は、まとめとして木曜日に急遽、書いた分。

それでも、いまいち納得いくものが書けませんでした。

「ネタバレ」をどこまでするか、で書き方が変わってきます。そもそも何がネタバレか。とか、いろいろ考えます。

で、今この「あとがき」で。ネタバレを気にしないなら、こんなことを書いたかな、というのを。以下、いくつかの名場面を振り返りながら書いてしまいます。

* * *

PG は自分の惑星を支配者から解放した後、結局は支配者側に封印されてしまいました。その間に、かつての仲間たちは支配者側に懐柔されて、「順番に王様になる」という条件で、再度、支配を受け入れてしまいました。

ちょうど今、都知事選挙の時期です。

選挙制の「民主主義」の本質は、「王様交代制」ではないです。誰でも王様になるチャンスがあるから、平等だね、じゃないです。

誰を信用して任せるかを、自分の責任で決めることができる。それを制度化して、暴力で決めなくていいようにしたのが、選挙制度です。

だから、そこを間違えてる連中は PG が無慈悲に潰すし (結局、暴力で決めちゃう。PG を選ばなかった責任はとってもらう)。ミミが PG をけしかける (実際はその場の支配権を持ってるミミが「許可」してる)「Go get'em, dude!」も痛快です。

* * *

ミミは究極の自己中で。いっつも兄を苛めてます。そしてこの兄がちょっと自分をからかったくらいで、殺そうとします。もちろん、本気で殺すつもりはなく、寸止めです。でも、もし死んじゃったとしたら。残念には思うでしょうけど。まぁ仕方がないか。で済ます気もします。

意中の少年はミミ以外に相手にされないように脳ミソお化けにされてしまいました。それについては。「もう元には戻れないだろうけど」「I like you just the way you are」(チュ❤️) です。

そのミミの振り切り方は、いっそ清々しい。自分の行動の結果は何であれ自身で受け入れる覚悟があるからです。

ミミの父も究極の自己中ですが、すべての責任を他人に押し付けるサイテーなやつです (そういうダンナのグチを書いてる人、アメブロではよく見かけます)。

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最終的に、ミミは全世界を破壊しにいく PG に、自分と家族の命だけは取らないことを約束させます。このとき「他の人は助けなくていいの?」という父に、ミミの返答は。目を逸らして「Oops...」。うっかりしてた、ってテイですが、確信犯です。

他人の責任までは取らない。

取れないです。取れるふりをしない。

アタシには刺さるシーンでした。

これはもちろん極端な描写で。今後も変わらずアタシは誰もが幸せになる世の中を望んでいます。

でも、「みんなの幸せ」を望むのが、何かをごまかすためとか、誰かを縛ることになるなら。「みんなの幸せ」をその言い訳には使いたくない、そこは気をつけていなきゃいけないと改めて思いました。

* * *

いやそんな難しく考える映画じゃないんですけど。

お読みいただきありがとうございました。

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