「人」を選ぶ仕組み。

カシンです。これは、アタシ (50代・男) が、気になっていることを書くブログです。

前回は、コンピューターネットワークのシステム管理者は、ユーザーの困り事を解決するのが仕事だけれども。管理者がユーザーのいいなりになるのは、ユーザーのためにもならない、といったことを書きました。

同じようなことは、医師や弁護士、技術者。その他、お客さんに接するほとんどの職業にも言えます。患者に言われるままの薬を出す医者よりも、患者の状態を見て、患者の表面上の要求に反してでも、適切な治療を提案する医者の方が、治りは早いでしょう。

「裏ビデオはどうやって見るんだ」と聞かれた電器店の店員なら、「ある番組を録画しながら、別の番組を見たい (裏番組録画)、ということですね??」と、お客さんの意図を汲み取ることが期待されます。

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政治家も同じです。人々の要望に応えるのが仕事です。しかし、人々の言うとおりにするのが、最善の解決策とは限りません。アタシは前々回、

政治家に要望を伝えるのは、なにも投票の1票でなくていい、直接、日本語で伝えればいいんだ、といったことを書きました。伝えられた要望から、真の困り事を汲み取って、適切な解決策を見つけることも、選挙で選ばれた政治家の仕事です。

私達が選挙で政治家を選ぶときに期待されるのは、言いなりになる人ではなくて、問題の解決を任せられる人です。選挙で選んでいるのは、何をするかではなく、誰に任せるかです。

つづく

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お読みいただきありがとうございました。

G76 選挙では、任せられる人を選ぶ