質問攻撃はまだまだ続く。

こんどは

親父「君の夢はなんだ?」

きた。夢の話。

こればかりは考えてこなかった俺の弱点。

10代で家を出た俺にとってはかなり怖い質問。

夢なんて考えてる余裕がなかったから。

俺「・・・」

言葉に詰まる。

俺「・・・」

それを煽るように母も聞く

「何を一番やりたいの?」

俺もう限界・・・。

俺「・・・」

心は半べそ。

何を思ったか

「俺、金持ちになりたいんです。」

やってしまった。言葉が暴走。

バカだおれ。

親父「金持ちになりたいなら今の仕事をしててもなれない前職では優秀な腕の持ち主と聞いたが
その仕事を一番やりたいんじゃないのか?」

いや、俺はその仕事はしたくない。なぜかって?
会社の社長が逮捕されて俺はやめたんだ。
将来安定なんて絶対ないだろ。その仕事。

逮捕されちゃってんだから。

もう何も言い返すことができなかった。

そしてその日の食事会の最後。

お酒はかなり回った親父は

「結婚の条件を言う。前職に戻ること、それが結婚の条件だ。」

そういって、その日は終わった。

最悪の展開。

前職に戻る=年収が100万ほど下がる。
この歳にしてそれはかなり厳しい。

どうしよう。