The struggle with Air Cooled Z SIDE:B The Hidden code -15ページ目
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10年ぶり

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腕時計、復活。

実は、昔から腕時計が嫌いでして。キャンプとか、ないと不便な時以外はしてませんでした。

必要に迫られ、買う時も、インチキ時計屋で働いていた友人から「時計には、いくらも出したくない」と安い、でもタフな時計を買ったのです。
多分、日本円で1000円くらい。

帰国してから「さすがに、もう少し機能的じゃないといけない」と感じて、少しよい物を買いました。

気温、気圧、高度が計測できるスグレモノです。

が、バイクのハンドルにつけたら、裏の金属パネルとハンドルが触れる度に、異常動作を起こし、ついに動かなくなりました。

以来、引き出しの中で眠ってたわけです。

あちこちの国へ行く時、時計は便利なんですが、携帯電話が時計代わりになりますし。

それに、着るものと時計がちぐはぐだと、カッコ悪く見える気がして。

でも、どうやら、タフな時計が必要になりそうなんで、復活させました。

腕にはめて気付いたのが、ベルトループがないこと(笑)。

タイラップでも切って使いますかね?

利便性、それと相反するかもしれない普遍性

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最近はロングツーどころかツーリングにも行ってないけど(何をもってツーリングと定義するかは別)、旅には便利なアイテムがいい。
当たり前だけど。
特にツーリングは荷物が限られていることもあり、サイズや使い勝手を最優先にすべき。
雨にぬれてもよく乾く、薄いのに寒さを通さない…などなど。

しかし、いつまでたっても持ち主たる自分との距離が縮まらない。
愛着がわかない、とまでは言わないが。

一方「定番だが、実は不便」というもの。
革のジャケットにブーツ、デニムのパンツ(ジーパンね)、傷だらけのコッヘル、ポンピングが必要なガソリンストーブ。こいつらはケアを怠るとダメになるのも早いうえ、使い勝手もそれほどよろしくない。

けど、使っていくうちに、先の「距離感」が縮んできたような気になる。
理由はイロイロあるんだろう。
使い勝手が分かってきた、身体に合ってきたとか…

最近思うのが、これらのアイテムは持ち主と一緒に歳を取るのが、目に見えて分かるから、手放せなくなるんじゃないだろうか。
便利な樹脂製品が歳を取らないわけではない。
経年劣化で傷んでいく。ケアによって変性のスピードをコントロールできる。
といっても、購入時がピークで、あとはどんどんダメになっていく。

不便なアイテム群は、確かに古ぼけていくけど、手入れや使い方で「育てる」ことができる。
新品で手に入れたものなら、そこがスタートなのだ。
持ち主は、気付かないうちに、それらに自分の人生を重ね合わせているのかもしれない。
歳を取るとウェットな感傷になるのがイヤだから、愛着という言葉に置き換えて。

そんなものに囲まれた生活をしていると「時代についていけないから、そういうものを大事にするふりして誤魔化している」なんて言われそうだけど。

ま、でも、そういう暮らしも悪くないよね。

内閣官房機密費なんてことをテーマに書いてみる

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その名の通り大衆食堂などのマガジンラックでよく見かける『週刊大衆』です。
女性や若い連中は、ちょっと手に取りにくい週刊誌ですね。

その中に、ちょっと面白い記事がありました。
内容は、内閣官房機密費が、政治評論家、ジャーナリスト、記者クラブの政治部記者へ流れていた、というものです。
ちょっと前、野中さんが「受け取らなかったのは、田原さんだけだ」と言ってたヤツ、です。

官房機密費って何かというと、うんとザックリ言うと官房長官が、独自の判断で、領収書も何も必要としないで出せる予算です。
ドラマティックに妄想すると、そのお金は、政府の依頼で動いた「別府勇午」などの交渉人、シティハンターに支払われると思うわけです。
ほかにも、外務省が直接いじれる機密費(実はコイツが一番高い)もあったりするわけ。

機密費っていうくらいだから、表には出せない、もうどうしようもない事情で使うお金だと思うじゃない?
「24」ファンのオレとしては、そういうのもアリかな、と思うんですけどね。

しかし、現実にはジャーナリストへ渡して「今度、テレビに出た時は、こんなこと言って下さいよ」とか頼む。
週刊大衆の記事の中にも「若い記者が政治部に異動になると、機密費から一着10万円分のスーツが4着分プレゼントされる」
「自民党の記者クラブである平河クラブでは、キャップから番記者までほぼ全員、盆暮れの二回、スーツのお仕立て券30万円が支給されていた」
とか書いてあります。ソースが「元大臣」ですから、野中氏の証言もあわせて、きわめて信ぴょう性も高いというもの。

そりゃあ、普段そんな風に「お世話」になっていれば記事も手ぬるくなるし、あるいは政権の広報部になりさがる。
財務省が消費税増税といえば、各紙が「そうですね」みたいな記事を乱発する。
政治とカネがあるなら、ジャーナリズムとカネ、マスコミとカネ、ですよ。

だいたい、記者クラブほどいい加減なものなんてない。
分かりやすく言えば、新しい車が発表されるでしょ。モータージャーナリストの連中が、乗らせてもらうわけですよ。
山のようにもらった資料から適当に抜き書きして、ぬるい記事を書く。

そりゃあ、そうでしょ。
あんまり酷いこと書いたら、誌面に広告出してくれなくなるもの。

本当に、いい車なのか、乗りやすいのかどうか、それは素人の我々が「試乗」するのが一番。
ギア比が変わった、トルクが何キロ増えた、84リットルから90リットルにトランクが増量、そんなの体感できません。

でも、政策は「試乗」できないから、とても厄介ではあるんだけど。

カワサキZの特集記事だって、結構いい加減なこと書いている。
間違っている、とまでは言わないけど。
Zだから、と言い過ぎ。

まるで、何かこう特別な知識とか技術がないと、触れないような風に書いているじゃない?
「Z乗るんですね、大変ですよ。Zに詳しい店に行く方がいいですよ」みたいな。
そうすると、自動的に雑誌に掲載されている「有名どころ」に行くしかなくなる。
じゃあ、例えばね、Aというショップでは「Zのエンジンには、オイルはこれがいい」という。
Bというショップでは「こっちのオイルがZには一番」といっている。
じゃあ、どちらかが出鱈目言ってるか、知識がない店なのか、と突きたくなる。

結局「マメに点検する」とか「空気圧をチェックして」みたいな内容で「なんだよ、現行車の特集んときと同じこといってるじゃん」となる。

キャブレター特集なんかやると、必ず「キャブは消耗品、新品を買え」というバカなこと言ってるショップの記事がある。
深読み「してあげる」と「オークションの物は、どんな風に使われたか分からないし、あちこち傷んでいるものもあるから、修理代がかさんで新品以上の値段になることもありますよ」ということになるんだろうけど。
おっしゃる通りなら「おたくで売っている中古車は、少なくともキャブは新品に付け替えているんでしょうな?」と言いたくなる。
クライアントにも、たとえば車検ごとにキャブを換えさせているのか、と。
当然、そんなことないんだろうからね。

Zの特集記事も、提灯記事とかばっかりで、買うどころか立ち読みするにも値しないものばかり。
Zだけに限らないんだろうけど。

もっと、本当に読者が知りたいことを書け、といいたいんだけど、すると書くネタもなくなり、ムックが最後の一冊になるんだろうけど(笑)。

出版社だって、ショップだって、もっとZで食っていかなくちゃいけないからね。
それでも、少しはマシな記事があるので、救いはあるけど。

ここまで言い切るのは、かつて自分がジャーナリストだったから。
小さな業界誌だったけど、それでも、記事に対しては圧力や脅迫はあった。
一般企業よりも税制優遇、言い換えれば、我々の税金が投入されている企業の不正について書いた時なんて、大変だった。
「これ以上やると、命を落としますよ」と忠告を受けたこともあった。
「そうですか、だったらなおさら書かなくちゃならないですね」と言って、一面記事に。
が、とんでもない圧力と懐柔策により、トップと会社が手を打ち、次に別の担当者が「そういう事実もあったが、こうやって改善に努め、筋を通した経営陣」みたいな、温い記事が続報で出た。業界でも、記事により何かが変わる、と期待する声が多かったけど、結果的に期待を裏切ることになった。
小さな、知る人ぞ知る、というメディアも、こうなるんだから。
大新聞社やテレビ局の報道が、いかに嘘っぱちかは想像に難しくないでしょうよ。

最近、ジャーナリストなり物書きなり、面白いこと書いている人の記事をアーカイブしておくようにしてる。
で、その後、どうなったか、を検証するわけ。
いま、まさにいいこと書いてる人がいたら、図書館いって、雑誌のバックナンバーをあさってみるとかね。
数年前、どんなこと書いていたのか、当たっているのかどうか、とか。


なーんて、梅雨でジトジトすると、書くことも湿っぽくてイヤですね(笑)。
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