今の時代、詩歌でくえるのか。
対談 池田澄子 大木あまり-時を超えて通じ合う-*理想の俳句を追い求めて*大木 レンブラントやセザンヌとか、画家って死んでから有名になるでしょ?私、小さい頃からそういう伝記を読んでいて、芸術家は不幸なのが当たり前だと思っていた。そして表現者は栄光の一番遠いところにいるものだと思うの。例え自己満足でもいいから俳句に執していけばなんとかなるんじゃないかな。池田 作品は鑑賞者があって作品になるんですよね。私、どうして句集を作るかと考えると、ひょっとしたら百年後の人が読んでくれるかもしれない、と思って作るのね。今、どういう風に見られたいとか、褒められたいとかそういうことは考えない。・・地吹雪や嘘をつかない人が来る大口元/地吹雪・ブリザード・暴風雪五メートル先が見えない、時には建物がないところでは命をおとすこともある。掲句。普通なら十分でたどり着けるところを一時間以上かかったのでしょう素人が吹雪の芯へ出てゆくと櫂未知子このようなレベルの句が五十句も載っていれば必ず句集を買う。「素人」「吹雪の芯へ出てゆく」この措辞は只者者ではな。