配下の組員がだまし取った金と知りながら現金約100万円を受け取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課などは24日、東京都八王子市横川町、指定暴力団山口組弘道会系組長、遠藤智(さとし)容疑者(46)=別の詐欺容疑で逮捕=ら組幹部2人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)容疑で再逮捕し、多摩市豊ケ丘1、同組幹部の藤崎哲也容疑者(39)を同容疑で逮捕した。組対4課は詐取した現金が組の運営資金や上部団体の資金源に充てられた疑いもあるとみて捜査する。

 弘道会(名古屋市)は山口組トップとナンバー2の若頭の出身母体。警察当局は山口組を実質支配しているとみて、昨秋から摘発を強化している。

 逮捕容疑は、07年10月~08年4月、組幹部(43)=別の詐欺容疑で逮捕=が父親が生存しているように見せかけて国からだまし取った厚生年金約600万円のうち100万円を組費名目で受け取ったとしている。

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