発達障害グレーゾーンとはいえ、発達障害特有の特性以外については

普通の人間であるので、恋愛も普通にしたい。

 

でも悲しいかな、見た目の悪さと興味の狭さ、知恵の遅れ等が重なり、

自身の場合は全く彼女がいない状態が大学卒業後まで続いた。

まだ見た目が良くて、彼女がいれば視野や興味が広がったのに。と思わざるを得ないがこればかりはどうしようもない。

 

しかし、会社に入社後、1年経った頃に運よくマッチングサイトにて初めての彼女ができる。

数年後に判明することだが、彼女は発達障害、精神障害(鬱)持ちであった。

たしかに、当初から自分から見ても気になる部分は多々あったが、とにかく初めてできた彼女を大事にしたかった。

お互いハンディキャップ持ちであることか、性格のせいかは不明だが、

喧嘩になると収拾が全くつかない状態で非常に大変であった。

 

しかし、カップルでしか行かないような場所に行けたりして、非常に経験になったし人生を初めて楽しいと思えた。

また、会社の人との話題が何もない状態だったのが、彼女と何をした、こういう喧嘩をした等話せるようになったのは、

社会人生活の寿命を延ばすことにつながったと思う。(が、3年半後に退職・転職することになる)

 

彼女には大変失礼だが、自分よりも知識的に低かったため、一般的な彼女よりは得られるものが少なかったかもしれない。

ただ、自身も前述したように人間的に低レベルであったため、お互い成長に繋がり良かったのではと思う。

そもそも、一般的な女性からは相手にされていないので、そういった付き合いは望むべくもないし、

すぐに中身がない人間であることがばれる次第であった。

同じようなハンディキャップを持つ人同士惹かれあうのかもしれない…

 

発達障害特有の興味の範囲が狭い症状といっても一般的な趣味であれば多少は気があう女性が見つかるものとは思うが、

アーケード音ゲー、家庭用ゲームだけが趣味で、自分の場合その趣味でさえあまり語れないというものだから物凄くたちが悪い。

趣味の範囲が狭いものの、驚異的な集中力で物凄い力を発揮する発達障害のタイプとは真逆で、

ほとんど無趣味に近いものだから一番残念なパターンである。

無知というものは人間としては一番問題であり、生まれてからずっと生きるのが辛い根本的原因だと、

35歳になって3か月鬱で休職をして改めて気づいたことだ。

 

このことに気づいたのは、休職直前に出会った別の彼女のおかげである。

何でも興味を持つタイプの彼女であり、頭もよく、説明が上手で筋道を立てて説明できるといった、

自分の特性を真逆にしたような人だったからである。

たまたまだが、彼女もまた発達障害(多動)、精神障害やその他難病等を持っている。

逆に言えばそのような病気などなければ全く相手にされないだろうなということも考えてしまったりして、

なおさら鬱がひどくなったりもしていた。

 

彼女の存在は非常にありがたいが、会う度に自身の知識のなさ、興味の範囲の狭さ、頭の悪さを再認識

させられることになり、日によっては帰ってから鬱が悪化したりしていた。

損得で考えるのは良くないと思うが、自分にとってはプラス面の方が大きかった。(彼女としたらあまり利点はないだろうが…)

ただ、彼女は自分の好きなことをひたすら喋ることが好きで、自分が喋ることはほとんど求められず、

聞いてればいいだけだったので非常に助かった。相性としてはいいのかもしれない。

そうしているうちに、彼女が好きなことに興味を持とうという気持ちが芽生え、新たな趣味が開花する結果となった。

特にアニメについては、小学生頃までは好きだったこともあり、大人になった今見始めるのも勇気がいったが、

すんなりと受け入れることができたし、改めて楽しいと思えた。

オススメのアニメを聞いて、視聴。それを話題にするといったことをしていくと、さらに映画があるから見に行こう等

広がったりして良かったと思う。そうしていくうちに鬱も快方に向かっていった。

 

彼女はかなり年下なのだが、知識の量は半端なく自分がいまからアニメをちょろっと見ただけでは到底敵わない。

やはり人生は積み重ねなのだなと思い知った。

いろいろなことに興味を持つ人に対して、どう背伸びしても追いつけない。

人としての違いを見せつけられて、今までの人生は無だったなと思うこともよくあった。

 

こうして書くと順調そうに見えるが、依然として話題不足感は否めないので、

彼女から飽きられたらおそらく終わりなんだろうなと思いながら過ごしている。

直近は彼女との関係性で元気になったり鬱になったり、あまりよくない状況だが、少しでも人間として成長していけるなら

捨てられるまで一緒にいたいと思う。

4月からは仕事が始まるので、もし振られても仕事に現実逃避できるのが救い…なのかもしれない

 

趣味が少ない、友達が少ないというのは依存先が少ないことを表しており、

発達障害を抱える人においてはそのような人が多く、鬱のリスクが高いと思われる。

少しでもリスクを下げる為、興味を広げて人間性を高めていく必要があると思った。

視野を広げることは自分の場合、一人ではなかなか難しいので、彼女がいるというのは千載一遇のチャンスと

思ってできる限り今を頑張っていく。

 

まだ語れることはあるのだがまた次の機会にしたいと思う。