中学2年生の時、嫌だった記憶がある。



同じ部活の子が相談室にやってきた。
同い年の子。


詳しい事情は聞いてないけど
からかわれることが多くそれが嫌になって
相談室登校を始めた。


これまで
私だけしかいなかったから
誰かがいる空間というのが嫌だった。


だけど
同じ相談室で過ごした。
嫌だったけど。


3年生になり
その子はクラスに戻っていった。



だからか
私が部活に行った時
いつも言われた。



〇〇ちゃんも早く教室戻ったら?



は?と思った。
誰が言ってんの?
自分も行けなかったんでしょ?
行けるなら行ってる。
行きたいとも思ってる。
行かなきゃ行けないと思ってるのも私。


人に言われなくても分かってる。
1番分かってる。


しかも同じ思いをしていたと思ってた人に言われた。
同じ気持ちを味わってたと思ってた。


苦しかった。


よくそんなことが言えるなと。



あなたも辛かったから教室行かなかったんじゃないの?
自分が行けるようになったら、そんなことも忘れるの?



不登校、登校拒否になったことがない人が
なんで来ないの?とか
言うならまだ分かる。


だって気持ちがわからないから。

でもあなたは違うでしょ?


あなたも行かなかったんでしょ?
行けなかったんでしょ?


その記憶は絶対忘れられない。
もう会うことはないけど
許せない。
許さない。


記憶から消すこともきっとない。