故 蟹江敬三さんと 大野智さん | 踊って魅せて!大野君
胃がんのため 今年3月30日に、亡くなられた 蟹江敬三 さん

社会人になるまで 蟹江さんが、悪役そのまんまの人に見えて毛嫌いしていました

「死神くん」で蟹江さんの主任も見てみたかった・・・
クランクインした頃は、病床で闘っておられたのに
死神なんて、不謹慎な考えをお許しください。
  
  

蟹江さんは 役作り」 という言葉に感じる違和感 をもっておられたとのこと・・・
  
たしか 大野智も 同じようなことを・・・? 
   
インタビュー等で大野君も これに近いことを・・・
プロデュ-サ-・ディレクタ-・監督・原作者・脚本家・共演者etc.
の多くが語られた「大野智」と似ている・・・
   
読み進むと ますます似ていることに 驚き、   
 春日太一さん(映画史・時代劇研究家)の解説から要約してみました。
 
以下、左サイド「 」内は蟹江さんのお言葉

        
「 まずは 相手のセリフをよく聞く ということ
   
    自分の反応なり、衝動なりは、相手の言葉を聞かないことには出てきませんから 
  
    
「 演じる上で一番大事にしているのは、衝動です
   
   人間が生きるってことは、心の衝動の連続だと思います
   衝動のない演技はありえない

   役に魂を入れ”役になる”しかない んじゃないですかね 
 
    
「『役作り』という言葉は、どうもピンと来ない
    
   役は ”作る”ものではなく ”なる”もの だと思います 
  
      

   
さらに、蟹江さんが、先輩に言われたこととして、  
 スターになりたければ
    金が無くともベンツに乗って、周囲から憧れられろ
あ~なるほどね 
    
 役者になりたいのなら
    電車やバスで一緒に乗っている人をよく観察しておけ
      
     
そう、大野君は電車通勤は、
人を見ていると飽きない 
と何度も言っていた
 
但し 
大野君の観察力が発揮されるのは
人間だけでは無い のですが
 
   
こんなにピッタリと あてはまるのに大野智は
「僕は役者ではありません」と言い続けている・・・