地方公立高校から、東京の大学を目指すということ | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

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あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。


地方に住む甥っ子が、今年大学受験でした。


義姉の実家が神奈川なので、大学は東京に出たいということでまずは国立を目指していたそうですが、共通テストを失敗し、私立に絞ることになったそうです。


日東駒専も視野に入れ、だめなら浪人も仕方ないという話までは聞いていましたが、戦績思わしくなかったようで、突然、3月中旬に予定していた家族旅行もキャンセルしたいと連絡をもらいましたショボーン


義父によれば、前期では決まらず、来週に先日受けた試験の合否が出るとのこと。そこで決まらなければ、私立の後期日程まで考えていると。


後期日程があるのは国立だけと思っていましたが、今時私立もあるのですねキョロキョロ



甥っ子、地方とはいえ、県下で2番目にあたる大学実績のある公立校に通っていますが、やはり東京の大学の定員削減のあおりで、公立校から都内の大学に入るのは難しくなっているのだろうなと感じます。



とはいえ、初めに聞いていた目指していたはずの第一志望と、現在合否を待っているという学校のランクのあまりにもの違いに驚きましたガーン



こうしたことが起こるのは、地方在住で、全国模試などで立ち位置を確認できる機会が少ないせいもあるのでしょうかアセアセ



都市部で大手予備校に通う子ならば、これほどの差が出ることはまずないと思うのですが、どうなのでしょう。




さらに甥っ子が通う英語と数学を習う個人塾の指導者は、京大卒の高齢のおじいさん先生だそうで。



。。。



経歴とか年齢で判断してしまうのは失礼であることは重々承知の上ですけどね。



でもどうしても思ってしまう。



一人のじいさんに現代の英語と数学を託すのは、かなりリスクがあるのでは笑い泣き



ただでさえ大学受験においては中高一貫校が有利になるところへ、一部の地方は受験の最新の情報が手に入りにくく、その上指導者の質にも疑問符がつく三重苦




そもそも共通テストの大失敗も、おじいさんの個人塾であることと、切り離せないと思われます


それでも実績では、何十人もいるうちの1人か2人は、私立難関大に合格をもらえているようなので、そういう子はどれだけ天才なんでしょうアセアセ


そういう子たちはまぎれもなく、高度な教育を受ける権利がある子たちなのです。





甥っ子はといえば、



小さいころから、義姉がストップウォッチを持ちそばで立ち、言葉は悪いですが鬼のように計算やドリルをさせている姿をずっと見て来ました。



それでも、親がついていられる時は良かった。



中学生以降、推しメンに恋をした甥っ子、成績が分かりやすく失速。


県下一の高校が進学があっという間に厳しくなり、県下二位の公立に余裕を持って進学することに。



しかし、そこでもどんどん下がり、全体の中ぐらいに落ちついてしまっていたようなので、、地方公立以前に、そもそも本人の自覚も足りなかったのだろうなと思います。でも当時の自分にもそんな自覚はなかったので自分で書きながら耳が痛いえーん



従兄弟だからか、あるいは長男同士だからか、そのどっちものせいか、甥っ子と長男、タイプが似ているので、甥っ子の苦境を他山の石として長男も注目しているようです笑い泣き



星



義父は言います。


「おれの時代は、大学に進学するやつは10人に1人くらいだったから、大学進学に価値があり、大卒じゃなければ出来ない仕事がたくさんあった。


でもいまは、昔は大卒じゃなければ出来なかった仕事を高卒でもできるから、大卒に昔ほどの価値がなくなっている。中途半端な大学に行くくらいなら、専門学校に行った方が、よほど就職にはいいし、暮らしていけると思うんだけど、そんなことは親には言えない」


と。



そりゃ、、そうですよね。



私の世代でも、大学〉専門学校
みたいな謎の刷り込みがあるので、専門学校の方が就職に有利であることは百も承知でも、そこに本人の強固な意思がなければ、親がそっちに舵を切ることはなかなか難しいのだろうな、、と感じます。



結局、出来る子はどこに行っても出来るわけで、出来る子が良い教育を受けられるのが自然の摂理なら、そこで淘汰される子がいたとしてもそれは自然の摂理。



与えられた環境でいかに前を向いて努力できるかがすべてで、親も子も、そのマインドを持てるかどうかなのかもしれませんね。



中学受験と教育について考える本