よみうりGENKIフェスタの続きから。
まずは海城。
昨年、長男と学校説明会に参加したときの海城の印象を一言で言えば、真面目。
これは私の一個人の感想ですが、開成に受かる子が天才肌なら、海城に受かる子は秀才肌というイメージ。
そしてそれは先生が醸し出している雰囲気もなんですよね。
まずブースに座らせてもらい話を聞くわけですが、先生たちも話し下手な匂いがぷんぷんと。
ところで海城に限ったことではないと思いますが、入学する生徒たちの学力は同じ試験をくぐり抜けているとはいえピンキリだと思われます。
特に数学などは、海城が第一志望なのか、滑り止めとして受かっているのかでも大きく差がついてしまう。
だから攻玉社などは、はなから習熟度別でクラス分けをして授業を行うようですが、海城ではどういった感じなのだろうと思い、聞いてみました。
「おっしゃる通り、生徒間の理解度の差はありますが、クラス分けをせず、1クラス40名以内で教師1名で授業を行っています」と。
これはおそらく数学に限らず、全ての教科においてそうなのだと思われますが、レベル差が存在するにも関わらず、クラス分けをせず授業を展開する生徒側のメリットってあるのかな?と感じます。
特に英語などは、個々人により大きく勉強歴が違うので、レベル分けをせずクラス単位で教えるって時間のロスでしかないように思うのですが、やはり少人数制、かつレベル別でクラスを編成する学校ってとても少ないんですよね。
そこも行き過ぎるて学校が予備校化してしまうということなのかもしれませんけれど。
新興校として名高い広尾や三田学園はその辺りの親の希望を具現化して人気が出ている学校ということなのでしょうね。
お次は海城と似たような立ち位置にある、駒場東邦。
昨年は、教師間のセクハラとパワハラが報道され、今月いっぱいで責任をとり校長が交代するそうですが、志願者数に影響はなかったそうですね。
私は報道で聞くだけですが、近年は東大合格者が振るわないようで、開成や筑駒は言わずもがな、聖光や海城に大きく差をつけられている状況です。
私も駒東は考えていなかったのですが、ブースに訪れてみると、先生たちが明るくて、雰囲気がアットホーム。
海城の先生が醸し出していた、日本の会社員っぽい感じはなく、クールビズのように第1ボタンを外してるラフなイメージで、何やら中年のおじさんだけれども爽やかな風を感じました。
それまで先生には何にも話しかけられず、また興味も持てずに、押し黙ったままの長男も、そんな先生の雰囲気に色々聞いてみたいと思ったらしく、部活のことを聞いていました。
長男は水泳部に興味があるようですが、駒場東邦は都心には珍しく、室内プールを完備していることや、好きなスキーや地理、釣りに至るまで、部活や同好会として楽しめる環境に俄然興味がわいたよう。
しかも駒東にも折り紙部もあり、次男まで
「僕もここ行きたい」といいだし、先生たちにアピールしはじめる。
結局、色々見ましたが、見た範囲では長男は駒東が一番気に入ったとのこと。
現実問題、今の偏差値の推移を見ても、開成はもはや外して考えなければならない気もしているので、駒東辺りに目標を据えて頑張るというのも悪くはないのかもしれませんね。
ちなみに、入場前の大混雑の中、、参加学校を見た長男が放った爆弾発言。
「おかーさん!ここに、開成も筑駒もないんだね。開成に行きたかったのにー、来た意味ないじゃん」
私が険しい顔をしてるのに、そんな表情読み取ることなく、誰得な話をつづける長男。
あのー、
えっと、、
開成の名を出すレベルにないですけど、、君が開成語るのは早いですけど、、おわかりですか。
恥ずかしいからそんなこと大衆の面前で大声でいうのはやめてくれ。
どこぞの秀才かと思われて私は恥ずかしかった。
と、いう喧嘩を家に戻ってからわーわーとやり、結果長男が涙目になりましたとさ。
ほんと男子、何考えてるのか。。
何も考えてないんでしょうね
もっと勉強してから出直してください