2016年『再見瓦城』邦題『マンダレーへの道』
予告編
マネージャーなども一切ついて来てはいけない、食べる事も寝る所も贅沢はさせず全て監督の指示通りにする事。
などの条件にサインをして臨んだミャンマーで2ヶ月タイに3ヶ月の撮影。
現地の工場で働く人達のような風貌になるためにトラックの荷台に乗り38℃の天候と砂埃をかぶりながら現場に向かうという毎日。
汚く肌を焼くために。
身も心も疲れさせてその役になりきる。
まるで別人。
監督が彼を選んだ理由をこう語っています。
「彼のあらゆる作品を見たけれど彼はやはり演技が出来る、芝居に対して天分があるのがひとつ。そして二つ目は面接を何度もやり話してみてこそ個人の本質をみつけることができるけれど、やっぱり彼は純朴な子であってそこが映画の中の彼に本質的に似ていたから。」
柯震東がこれを受けた理由は
「話してみると撮影の過程はまるで地獄だったけど、脚本がいいのと監督は僕が思っていたよりもっとかっこ良い人だった。
そしてとても頭が良い人。
やりたいことがはっきりしている人で、監督と仕事ができたのは僕にとっては凄い勉強と助けになってる。」
<小燕之夜より>
過酷な撮影に都会育ちのお坊ちゃんが本当によく頑張ったなと思う。雲南の方言も覚える必要があったし。
他でも「夜になると寂しかった。8時には寝ていた。6、7kgは痩せた。」とも話していました😭
メイキング
この映画はベネチア国際映画祭でワールドプレミアとして上映されましたし金馬奨最佳男主角にもノミネートされたんですね。
あの事件後初めての映画だったし自分に自信を取り戻せた時期でもあったようです。👍
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