ベトナム戦争は1955年から1975年まで行われたベトナムの戦争です。
第二次世界大戦後のソビエトとアメリカ合衆国との間で行われた代理戦争です。
私にとっては何の関わりもない戦争だと思っていましたが、
意外なことで深い関わりが出来てしまいました。
東京の福生病院に勤務していた時に、
院長の大久保先生から呼び出されました。🩺
米軍横田基地の病院で医者が足りないので働いてきて欲しいということでした。
ここの病院は200床でしたが、
これはベトナム戦争で増床したためでした。🏥
1975年にベトナム戦争が終結してからは、
アメリカ人の医者が本国に帰ってしまったために、
医者が足りなくなってしまったそうです。
その当時、
横田基地には五千人の軍の関係者と家族が住んでいました。👪
私が仕事に行っても、
ほとんどが家族の診察でした。
仕事は9時から12時まで、
1時から4時までの6時間でしたのでかなり楽だったのですが、
4時を超えて仕事が長引きますと他の病院関係者から怒られました。
アメリカ人は残業は絶対にせず、
プライベートな時間を非常に大切にしていました。
特に、
奥さんには日本人からは考えられないくらいに気を遣っていました。
ベトナム戦争を扱った映画はとても多いのですが、
ベトナム人が被害者であるのに、
アメリカ人を中心に描いている映画が多いことです。
それと、
戦闘が頻繁に行なわれていたように描かれていますが、
ベトナム戦争に実際に行ったアメリカ人に聞きますと、
あのよう戦闘は1年に一回くらいのものだそうです。
アメリカ映画ですから仕方ないのかもしれませんが、
もっと史実に忠実に映画を作るべきではないでしょうか。
お花の写真です。
お花はいいよね