アンニョン☆


ずっと放置してたから
すでに初夏になってるけど…(苦笑)


~メイの妄劇・番外編~【春の訪れ】
最終話の開幕です…♪( ´▽`)



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グンソク先輩から告白されて
戸惑う私に涼子ちゃんが
声をかけて来た。


涼子
『メイちゃん、どうしたの?
元気ないし最近、様子が変だよ…

あの夜、グンソク先輩から
告白された…とか?

それで悩んでるの?
…なんて、そんなわけないか。』


メイ
『………。』



無言でいる私を見て
涼子ちゃんが驚いている。


涼子
『うそ!マジで⁈やったじゃん♡

グンソク先輩、
ずっとメイちゃんの事を
気に入ってたもんね!

えっ…

でも悩んでるって事は
まだ返事してないの?

何で?

ちょっと軽いけど
優しい人だし
付き合ってみればいいのに。』



メイ
『そんな…グンソク先輩が
私の事が好きだなんて…

あんなに人気ある人が
地味な私を選ぶわけないよ。

きっと
からかわれてるだけだよ。

本気にしたら
恥ずかしい思いするだけだもん。』


うつむく私を励ます様に
肩をポンと叩いた。


涼子
『メイちゃん…バカね。

グンソク先輩はいつだって本気で
メイちゃんの事を考えてるよ。

メイちゃんが
サークルに来なくなって
毎日私にメイちゃんの様子を
聞いてくるんだから。

あれは、絶対に本気だよ!
グンソク先輩の事、
信じてあげなよ。』


涼子ちゃんの迫力に気圧される。


メイ
『…そうなのかな。
本気にしてもいいのかな?』


涼子
『んん?
本気にしてもって…

メイちゃん…
グンソク先輩の事
好きなの?

だったら
何の問題もないじゃん。』



…とその時。
物陰から、現れたのは…



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涼子
『グ、グンソク先輩…?

えーっと、
私、用事あったんだ。

じゃあメイちゃん…
またね~。

グンソク先輩、
それじゃ失礼します。』


グンソク
『あ、ああ…
涼子ちゃんまたね。』


涼子ちゃんは会釈すると
私にウインクして去って行く。


メイ
『ちょっと、涼子ちゃん…!
ねぇ、待って…。』


追いかけようとする
私の腕を掴むグンソク先輩。



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グンソク
『メイちゃん…
さっきの話、

俺に本気でって…
それ、本当?

本当なら
めっちゃ嬉しいんだけど!』


グンソク先輩に
きつく抱きしめられ
みるみる顔が赤くなっていく。


メイ
『グ、グンソク先輩…
離してください、苦しいです。』



離してくれたかと思ったら
突然、唇を奪われる。


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メイ
『……んっ。』


初めは優しく
だんだん強く深くなっていき

頭がボーッとして
体から力が抜けて行く。


グンソク
『……メイちゃん、ごめん…。
嬉しくて、我慢出来なかった。』


慌てて弁解する
グンソク先輩…


私は首を横に振る。


メイ
『…いいんです。
        私も嬉しいから…』


グンソク
『メイちゃん…好きだよ。

大切にするから
俺の彼女になってくれる?』


メイ
『…はい。こんな私で良かったら
よろしくお願いします。』


グンソク
『メイちゃん!
こんな私…なんて言うなよ。

メイちゃんは俺が選んだ
女の子なんだから
もっと自信持てって。』


メイ
『ふふ…はい。』


はにかみながら笑う私に
グンソク先輩も優しく微笑んだ。


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グンソク
『あ~~っ!
でも良かったぁ。

メイちゃん、
あれから俺を避けてるみたいで
なかなか逢えないし

メイちゃんの気持ちが
わからなくて不安でさ…

これでも結構、悩んでたんだ。』


メイ
『グンソク先輩…ごめんなさい。

私、自分に自信なくて…
地味な私を選んでくれるなんて
信じられなかったの。

グンソク先輩…
私を選んでくれて
ありがとうございます。』


グンソク
『メイちゃん、敬語やめない?

あと先輩は嫌だな…
グンソクって呼んでよ。

俺もメイって呼ぶからさ…ねっ♡』


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メイ
『ふふ…はい。
   グンソク……さん。』


グンソク
『メイ…
きみは本当に可愛い。

もう遠慮はしない…
ずっと一緒にいような。

大切にするから
これからは俺について来て。』


私はコクンと頷いた…。


いままで自分に
自信が持てなかった私に
こんなにも素敵な彼が
出来るなんて…





恋は、いつも突然…
前触れもなく、訪れる。


そう…春の訪れの様に…。


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最終話まで
かなり時間がかかったけど…
楽しんで貰えたかしら?


また、近いうちに
お逢いしましょう…♡


以上、メイでした。