新聞の人生相談を読んでいると、旦那さんの浮気・義母や義兄弟の確執等々、たくさんの悩みごとが書かれている。

なんでそんなに我慢して人生を無駄にしているの?といつも思う。

 

金銭的な問題とか、子供のこととか、帰るところがないとか、田舎の方は世間的な問題とか、いろいろ決断できない問題があると思う。

悩んでいるときは毎日辛い・食事も喉に通らない・眠れないとか言葉に表せない辛い日々がある。

 

私は旦那さんの浮気・義母や義兄弟の確執や金銭問題などは経験している。

最初のころは多少我慢していたが、ある日都営住宅に当たったのをきっかけに旦那にだまって引越し、すぐその地域の新聞配達をした。

子供は保育園にあずけ、昼は生命保険の勧誘とこれはあまり成績はよくなかったが、とりあえず少しはお金がもらえた。

 

NHKの時代劇の大河ドラマを見て着付けの仕事をしたいなあとおもい、NHKに時代劇の着付けをしたいのですが雇っていますか?と電話した。

電話に出た方が丁寧に応対していただき着付けは松竹衣装というところに下請けに出していますのでそちらに電話してください、ということだった。

松竹衣装に電話しましたら着付けは技能なので着付けの経験がないと雇えないとのこと。

すこしたくわえが出来たので着物の着付けの専門学校に四谷まで通った。

毎日着物を着て聖蹟桜ヶ丘から四谷まで通った。

電車の中で立って寝ていた。朝の新聞配達なので眠いのだ。

卒業した後、時代劇専門の会社に勤めることができた。

 

そのあとの経緯は長くなるので省くが、現在持っている資格は、着付師・調理師・1級土木施工管理技士・介護福祉士・バックホウ・クレーンなど土木関連の資格たくさん。

その時々で資格を取れるものはすべて取った。お金もかかった。

 

なので転職は楽だった。しかし私にも欠点がある。

土木関連の仕事はきつい。

息抜きにとも思って近くのスーパーに願書を出し採用されたが、5日で首になった。

スーパーは瞬時に覚えることがたくさんある。一応紙に書いてはあるが、レジでもたもたして買い物客が並ぶことになる。

とにかく瞬時には覚えられないのだ。

 

そのあとの就職先を選ぶときは現場での時間が早いものはダメだと思った。

流れ作業もダメだ。女の人が大勢いる現場も雰囲気に合わせられないのでダメだ。

 

何に興味があるかにもよるがいっぺんに取らなくても身近なものから徐々に訓練を積んでこの職場では何が取れるだろう、と思いながら働く。

調理師の資格も居酒屋の皿洗いからはじめて調理に携わるようになって資格の条件に到達してから受けた。結構難しかった。

パン職人にもなりたかった。チャンスがなかった。販売員は募集しているが中には入れなかった。

今考えると販売員から始めて徐々に中の調理に入るチャンスもあるかもしれなかったが子供も大きくなってすぐにお金になる方を選ぶことになる。

 

女性はチャンスも無駄にせず資格をたくさん取ろう‼