10/3(火)ウクレレ・レディ
時々Eテレの「100分de名著」を録画して見ているが、今回は「赤毛のアン」という本だった。
男の人はあまり読まないかもしれないが、私はこの本が大好きで図書館で借りたり自分で買ったり、数えきれないほど読んだ。
私にとっては「アンネの日記」と共に2大青春名著だ。

その中で解説者の茂木健一郎さんはアンのことを「安全基地のない少女だ」と解説していた。
生まれて3か月ですぐ両親と死別し、他人の家でいろいろ苦労してきたが空想力を働かせて自分を保ってきた。

子供にとっての両親は「安全基地」内にいて自分を守ってくれている存在でありその中で自由に飛び回っている。

両親からの子供に対する虐待のニュースを聞くととてもいたたまれない。
頼らなければならない「安全基地」がワニのいる恐ろしい沼地だったら、いつもびくびくしていなければならないし、脚を食われ手を食われ、そして命を落とす。

ウクレレやベースを習いに大宮に行っているが、1時間半の道中することが無いので人間観察をしている。
特に小さい子供が母親や両親といる姿を見るとほっこりする。
ああ~、この子らは「安全圏の中で守られている」

我が家の二人の娘にも子供がいて、それなりにいろいろ悩んではいるが、愛情はたっぷりあるようなので安心している。

茂木健一郎さんがどんな解説をしてくれるかこれからが楽しみだ。