自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞のインタビュー で、「日教組の一部活動家は(教育基本法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」としたうえで「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べたそうだ。


不良教員を排除するという教育改革の本音が出てきたようである。


中川さんは、遠慮しないでずばっと本音をいうのはいいところだが、教育改革改正反対だから免許剥奪は言いすぎ、奈良市で5年間も病欠していたのに給料をもらっていた自治体の職員がいたように、先生も組合活動ばかりやって授業をさぼっているのがいると想像がつくが、こういうのを排除するなら賛成である。


ただ、やりすぎると思想信条の排除まで行ってしまい、個人の思想の自由を侵害したとかで教育現場が混乱するので、行過ぎない知恵が必要である。


ところで、奈良市の虚偽病欠問題は、ネットニュースによると、この職員は、部落解放同盟奈良市支部協議会の副議長で、市長らが出席する年1回の全体交渉など、日常的な会議に出席し、しかも白いポルシェで市役所に現れていたそうで、やはりそうだったのかと納得。 マスコミはこういうことを書かないが、ネットはほんとのことを伝える。