相談員(ソーシャルワーカー)の方から聞いた言葉は
初めて聞く言葉が多かった。
「失語症」これもまた初めて聞いたが、そのときは一時的なものなのかと思っていた。
ネットで調べてみると、
失語症:脳梗塞や脳出血など脳卒中や、けがなどによって、「言語領域」が傷ついたため、言葉がうまく使えない状態。
失語症になると、「話す」ことだけでなく、「聞く」「読む」「書く」ことも難しくなる。
電話でのやりとりだし、細かい内容までは説明してもらわなかったので、父がどの程度なのかはわからなかった。
面会ができれば、実際に会えれば
今の状況がすぐにわかったのだろうが、救急車で運ばれてから顔を見ることさえもできなかったので憶測しかなかった。
可愛がっている孫や犬の写真を持って行ったら、父に見せてもらう事はできますか?
と聞くと、それはもちろんだいじょうぶです。
と言ってもらえたので、
「じいちゃん早く元気になってね』
と色紙に娘たちがメッセージを書いて、娘の写真と父が可愛がっている犬の写真を貼って病院に届けた。
高齢者が1週間入院すると歩けなくなる
3週間入院すると認知症が出る
そう聞いた事がある
実際、私が7年前に10日間入院し、退院して家の階段を一気に登れないくらい体力が落ちた。
筋肉も落ちてしまうので、元に戻るのには時間がかかった。
そして、このコロナで家族と会えないとなると私たちの顔も忘れてしまうのではないかと思い、せめて孫や犬の写真を見せて少しでも刺激になればと思った。
−つづく−