davidのブログ

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金沢は文学のまちである。犀川の名にちなんだ「室生犀星一家の墓」、「徳田秋声文学碑」などを訪ねる機会をもった。タクシーを利用しての金沢散歩。「徳田秋声文学碑」を最終地点に、道中、運転手任せの旅となる。大阪から働きに来て20年のベテランという。ところがである。室生犀星墓地がどこにあるのか、右往左往が始まる。本社からの情報、今はやりのネットからの情報などを駆使、道順、住所番号何れもはっきりせず、金沢市内をグルグル。最終目的地に到着したのは、なんと、4時間後。タクシーメーターは止まる都度、ゼロとしての目的探し。客としての当方は、たっぷりと金沢市内をこれでもかこれでもかの見物。運転手は、彼も又、初の文学の旅をマスターしての旅となった。

さて、両目的地いずれも兼六園に次ぐ市民憩いの場・卯辰山の頂上に近い望湖台周辺にある。

”生き延びて また夏草の 目に染みる”(徳田秋声の絶句)の句が、そのまま、心に響く旅となった。

望湖台からは、金沢市街が一望のもとに見渡せ、緑に包まれたまちと、遥かに日本海が望まれる。
汗だくの旅を慰める一幅の清涼剤となったと運転してくれた彼と笑いあった。