本を読む量は本当に少ない。
年間にしても読破するのは数冊。
いろいろ興味で図書館から借りても
読みたいところしか読まないことの方が多い。
小説が苦手。
映画もそうだけれど人物誤認が激しい。
でも楽しむことができないわけではない。
読み手のコンディションは変わるけれど
作品は変わらない。
たまたま選んだ時に読むのだが。
それも出会いというもの。
集英社から出ているシルヴィア・プラスの短篇集
『メアリ・ヴェントゥーラと第九王国』を読んでいます。
初の翻訳を含む新訳。
ずーっと持っていたイメージと違っている。
ずれているのではなく
粘度が違う気がする。
私がそこまで届かないのだろう。
プラスより長生きしているし。
時代とは思いたくないが
病院の秘書として紙のカルテを扱う描写は
今は消えつつあること。
「ブロッサム・ストリートの娘たち」を読んだが
なんだか後味がよろしくない。
たぶんこちらのコンディションだ。
描写はすごい。
すごいなー。
なんだか寒くなってきました。
それではまた。