私は人生で必要なことは『覚悟』と『勇気』だと最近感じていた。
逆にその2つがあれば、何でもできるのではないかとさえ思っている。

そんな中この本を読んだ。

仕事をする上での覚悟、リーダーになる覚悟、失敗から学ぶ覚悟、そして自分の人生を生きる覚悟について書かれている。


私が印象に残ったところは2つ。

まず1つ目

覚悟を決めて自分の失敗パターンと向き合うことが必要なのだということ。

誰しも生きていれば、仕事をしていれば失敗もあると思う。そして失敗をすれば落ち込んでしまい、そしてその失敗から目を背けたくなってしまう。

私も例外もなくその1人だ。


しかしそれをやっていては前に進めない。

ここで『覚悟』を決めて、たとえ失敗をしても失敗に真正面から向き合うと物事に取り組むことが必要になる。
ポイントは物事に取り組む前に、その『覚悟』を決めること。
失敗を受け止めると決めてから物事に取り組むこと。
そうすればいざ失敗しても、準備と覚悟ができているから立ち向かっていけるのではないかと私は思う。

そして2つ目。

嫌な人の存在によって実は自分の内面を知ることができる

要は鏡の法則ってやつだ。

みんなも1人くらい周りに嫌いな奴がいると思う。

しかしその人の嫌な部分は実は自分の中にも同じような部分があり、それを自分で受け入れられてないからムカついているのではないだろうか。


この世は『自分の心のなかにあるものが、あぶり出されたり誇張されて目の前に現れてくる』のである。

要するに自分の嫌な部分、嫌いな部分と向き合い認めることができれば、目の前の嫌いな人も嫌いではなくなるのかもしれない。

私も嫌いな人もいるし、自分の中に嫌いな部分もたくさんあるが、まずは自分自身のそういった部分を自分で優しく受け入れることから始めていこうと思う。
それができれば嫌いな人も嫌いじゃなくなるかもしれない。


覚悟をもって自分自身のいい部分も悪い部分も全て受け入れる。

これが人間関係を円滑にするためにまず1番にやることではないかと感じた。


決して人のせいにしてはいけない。
現実世界に投影しているのは自分なのだから。

変えるのは目の前の人ではなく、自分なのだから。


さあ次はなに読もうかな。


本 正義