今年の「1万人の第九」が終わりました。


私は昨年に引き続き2回目の参加となりましたが、今回も粛々としていながら高揚感もじゅうぶんに感じられる素晴らしいコンサートでした。


本番から数日経ちますが、あの時の情景を思い出すといまだじわりとこみ上げてくるものがあります。


第一部ではゲストの加山雄三さんが歌われた「海 その愛」という曲が心にぐっときました。

加山さんの弾き語りから始まり、スーパーキッズオーケストラ、淀工吹奏楽部の演奏が入り、サビの部分では一万人の合唱団の男性コーラスが加わっての大合唱。

男性陣の力強い歌声がとてもかっこよくて素敵でした~。


そして第二部は第九の演奏。

冒頭で仲間由紀恵さんが「歓喜によせて」を朗読された後、PACオーケストラによる演奏が始まりました。

第一楽章から演奏が進み、いよいよ第四楽章、合唱団の出番です。


今年はオーケストラの音と合唱の四声がバランスよく聞こえて気持ちよく歌えました。

なにせ素人ですから完璧には程遠いですが、12回のレッスンと佐渡練やリハーサルでご指導いただいたことをひとつひとつ思い出しつつ、自分の中から湧き上がってくる感情をメロディーにのせることができたと思います。


曲が終盤に近づくと「ああ、今年の第九も終わってしまう…」と一瞬寂しい気分になりましたが、佐渡さんの指揮に集中して最後まで歌いきりました。


曲が終わると長い間拍手がやまず、何度も何度もカーテンコールが続きました。
1万人分の歓喜のエネルギーが会場内でひとつになってとても感動的でした。

まさに第九のメッセージ、「全ての人々が兄弟になる」を体で感じた瞬間でもあったような気がします。
あの場にいられたことを本当に幸せに思います。


1万人を音楽の神殿へ導いてくださった佐渡総監督をはじめ、3ヶ月間にわたってご指導くださった先生方、素晴らしい演奏を披露してくださった各楽団の皆様、さらに運営に携われた関係者の皆様、そして幸せな時間を共有した1万人の‘兄弟’に心からありがとうございましたと言いたいです。


そして別れ際にお隣同士で「また来年!」と言葉を交わしたとおり、来年も大阪城ホールで1万人で歌いたいな音譜