富山市民文のブログ

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走り装置
黎明期の小型車や路面電車では、単車とも呼ばれる二軸式が普及したが、現在の高速電車では、連接式を含め、ほとんどが二軸のボギー式である。
バリアフリー化を目的とした超低床電車 では、通しの車軸を持たない左右独立車輪で首を振らない台車や、一軸台車なども使われている。
直流電動機の直並列制御を用いるのが一般的な電車においては、電動機が偶数個である必要があり、動軸も偶数である。また駆動システムでモノモーター方式を採用する場合にも、空転を防ぐため二軸駆動とすることが求められる。このため、軽便鉄道の気動車などに見られる片ボギー式の採用例は、過去に栃尾電鉄で見られたように、気動車のエンジンを撤去し、そこに電動機を装架する、といった特殊なケースを除くと事実上皆無である。
動力
線路上空に設けられた架線、または線路脇に設けられた第三軌条に接した集電装置(架線の場合は大半がパンタグラフで、ごくまれにトロリーポールまたはビューゲル、第三軌条方式の場合は集電靴)から、また、蓄電池式のものは蓄電池から電流を車両内の回路へと取り入れる。取り入れられた電流はまず断流器を通り、主制御器へと流れる。交直流型電車で交流電流を使用する場合は、主制御器に入る前に変圧器で特別高圧から高圧に電圧降下された後、整流器で交流を直流に整流する。交流型電車では、変圧器で特別高圧から高圧に電圧降下された後、主制御器であるVVVF制御やサイリスタ位相制御に送られ、整流の機構が主制御器と一体化している場合もある。
電流は続いて主制御器で電圧を制御した上で駆動系へと流れ、動力台車に装荷されている主電動機を駆動する。主電動機は、回転運動を歯車により車軸へ伝達し、車軸が回転する。リニアモーターを用いた電車は、動力台車内の電磁石と線路上の固定電磁石(リアクションプレート)の間に生じる力によって走行する。