端午の節句といえば、昔は親戚一同が集まりお祝いをしたものですが、最近では核家族化が進んだこともあり、大勢の人が集まって行うことは少なくなったといえるでしょう。
しかし当日に集まることが難しくても、お祝いの品物を届けることで、子どもの成長を祝う気持ちを表すことはできます。
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特に初節句は、子どもだけではなく、これから子育てを行うその両親にとっても重要な祝い事だといえるので、親戚の子どもが初節句を迎える場合はお祝い品を贈るのが望ましいです。
そしてお祝い品としては、やはり節句に関する品物がいいとされています。
たとえば、子どものおもちゃや衣類などが、喜ばれるでしょう。
しかし、五月人形や鎧兜、こいのぼりといった端午の節句に直結する品物に関しては、通常祖父母から贈られるものとなっていますので避けるべきです。
親しい親戚ならば、事前に要望を聞いておくのも失礼にはあたりません。
また、どうしても適当なお祝い品が思い浮かばない場合には、ギフト券や商品券といったプレゼントが無難かもしれません。
こういったお祝い品は、端午の節句の当日に渡すのではなく、遅くても1週間から10日前ぐらいには、先方に届けられているのがいいとされています。