次期iPhoneの噂話の中で最も多いのが”廉価版iPhone”に関する話。廉価版というのはそもそも高額なiPhoneを安くすることで新興国や若者にも手が届くようにしようということが目的で発売されるであろうとされ、ボディがプラスチック製だったりとコストダウンが図られているものです。
海外では高額なフラッグシップ機であるiPhoneですが、もともと独自の文化のガラケーがとても高額だったことや、日本で輸入、販売されている機種がフラッグシップ機ばかりであったり、キャリアからの割引により、日本では割と安価でスタンダードなスマートフォンとされています。
実際、iPhone 5の16GBモデルは2年分割で払い続けるとキャリアからの割引で実質0円になっていたりして、とても安いです。実際は6万円ほどする高額な端末が0円になってしまっています。
しかし海外はそこまでの割引はなく、とても高額なので、旧型のiPhone 4SやiPhone 4をiPhone 5とは別に格安で売っている状況です。そこでAppleがコストダウンした廉価版iPhoneとして、価格を下げて買いやすくして旧型機をユーザーが買わざるを得ない状況から脱却しようとしている訳です。
そこで問題なのが、既に格安で売られている日本で廉価版を売っても意味がないということ。Apple側がどのような販売形態で売ってくるかも分からない状況ですが、今のiPhone 5のラインナップに追加で廉価版iPhoneが投入されることのなると、全く効果はありません。0円より安くはできませんから。
もしAppleが追加で投入してくるという販売形態にしてくるとなれば、日本では1年で実質0円にするとか…になるんでしょうか。でもそうすると2年縛りという契約方法をとっている日本の仕組み上難しいような気もします。出来ない事はないですが。
そうすると”カラーバリエーションが増えて可愛くなった”という宣伝で若い女性向けにして、料金をiPhone5Sと同じにするのか、iPhone 5Sの料金をiPhone 5よりも上げることで実質0円のところが廉価版になる。という二パターンが考えられますね。でも前者だとスペックが弱いところが指摘されるし、後者だとエレガントな今までのデザインが好きだった人たちが価格が高くなったことで買わなくなる可能性が出てきます。
一番いいと思うのは、iPhone 5S 128GB・iPhone 5S 64GB・iPhone 5S 32GB・廉価版iPhone 16GB(実質0円)かなと思います。128GBはあってもなくてもいいですが、ニーズはあると思うので(個人的に欲しいw)
というかそもそも日本等の先進国では発売しない可能性すらまだあります。噂が出てきた最初の頃は”新興国市場に向けたコストダウンした廉価版の iPhone”と言っていたので。Appleは全世界共通の製品ラインナップで独自のものを作ることはないことで有名なので、そういうことはないと思います。
とにかく次期iPhoneの価格や廉価版iPhoneの有無が気になるところですが、発表を待つしかないでしょう。そして発表されたすぐに予約をしたいと思います。前回、友人がiPhone5を予約した時、電話予約はつながらなかったと聞いているので、やはりオンラインショップで予約かなと思っています。即売切れ必須なiPhoneですが、是非手に入れたいと思います。
