1度目の流産 | akiyuzuの不育症卒業への道!!~4度の流産を乗り越えて~
このブログには流産について詳しく書いています。痛々しい表現も入っているので、これから希望を持って頑張って行こうと心に誓った方や妊娠されている方はスルーして下さい。
なんだか自分なりに一つ一つ整理をしていきたいと思い・・今更ながら、今までのことをサラりと書いていきたいと思います
1度目の流産。
1度目も2度目も3度目も4度目もどれもすごくショックだったけど1度目は色濃く覚えています
それは秋ごろのこと。
今までまったく遅れることがなかった生理が遅れていて、『そんなわけないーーー』と思いながら検査薬。
陽性反応。
びっくりで本当に嬉しかったです
そのまま病院へ行き、4週だったため赤ちゃんはみえなかったけれど『妊娠してます』と言われ、これから始まる新たな生活を思い描きながら夫に伝える言葉を考えながらわくわくして家に帰ったのを覚えています
翌日、夫に『パパになるよ』と言うと、驚きすぎて止まっていました夫が我に返ったとき、本当に喜んでくれました
その後、母親にも伝えエコーの写真を見て『私の初孫 かわいい~』と言ってくれていました
義母も『絶対かわいい子生まれるね~楽しみ』と言ってくれました
内診で心拍が動いていた時にはもう安心かな~という言葉をかけられ、喜んで帰りました
その約2週間後夫と診察にいこうと行っていたのですが夫は病院の近くでちょっとした用事があったため、先そっちに行ってもらい、それが終わったらこっちに向かうように約束をしました
夫も少し時間がかかっていたため、結局私ひとりで診察室へ
もう11週くらいだし心音も聞けるくらいの大きさだろうということでまず診察前におなかにマイクをあて、心音を聞かせてくれました
私には聞こえなかったけれど助産師さんが『あ!今さっき聞こえたね!』と言ってくれて・・・・・本当嬉しかったです
そんなわくわくした気持ちのまま診察。内診。
内診がいつもよりすごーーく長い時間で『あれ??』と思いつつ・・カーテンの奥では先生ともう一人の人がこそこそ話しているのが聞こえました
数分が経過したと思います
先生がさらりと『う~ん。。心拍が見えませんね、角度の問題かもしれないから、エコーをしましょう』
助産師さんには心音が聞こえるといわれたしまだそのころは私の頭に流産ということが念頭になかったので
というより神様は私にそんな幸せを阻む壁なんて作らないと思っていました。
でも。やっぱり。
心拍は止まっていました。助産師さんが聞いた心音は、、、幻でした大きさ的な見解で、前回の病院時に心拍が確認されたあとすぐに止まってしまっていたようです
診察室に入ると『初期にこういうことはよくあるからね』とお決まりの文句でした
泣きながら待合室に行くと、妊婦さんがいっぱい居ましたその中を抜けていくのはすごくつらかったです。
待合室で座っていた夫の笑顔を見て号泣私が笑顔で出てくるのを楽しみにしていたに違いありませんでも私は涙が止まらず話すこともできず私は先に車へ戻りました
夫も何事かわからないまま会計を済ませ戻ってきました
夫は何がなんだかわからなかったので診察室に戻り先生に教えてくださいと一人診察室に入ったそうです
結論は流産
年明けに流産手術をしましょうと言われ・・
そのまま日がたつのを悶悶としながらすごしていました
忘れもしない12月31日。生理痛とは比べ物にならない激痛に襲われすぐに病院へ行き夜間診療で診てもらいました
夜間診療ではまだ駆け出し風のお医者さんでした
冷え切った内診室。
先生が内診。
進行流産は下まででてくる事がよくあるからといいながら驚くことにそのままひっぱりはじめましたもちろん激痛私は廊下に聞こえる声(実際夫と母は聞こえていたらしい)で『痛い痛い』と叫んでいましたそれでもひっぱったので『もうやめてください』と・・
診察室に入り・・流産はひっぱるとすぐでてくるときもあるから・・と言われました「だから少し我慢できるのだったらそれでいこうと思ったんですが」と。。勿論耐えれる痛みではなかったので、手術or自然に出てくるかという選択でした
どちらにしろ主治医の先生に手術をしてほしかったので待つことになりました
今考えるとその先生のした行動は許せない気持ちでいっぱいです
会計を待っているときちょうど元旦を迎えました
なんだかなんとも言えない年明けでした
1月1日は起きると少し痛みはおさまっていたもののずっと寝たきり。
ふとお手洗いに行きたいと思い行くとスルっとしたかたまりがでてきたのが一瞬見えました『あこれは!』と思い母を呼ぶと母は『akiyuzuは見ないでいい。私がちゃんとしてあげるから』と足元にあった天使君をきれいに包んでくれました
少しでも辛さを目の当たりにさせたくないという母の優しさだったんだと思います
その後病院。昨晩と同じ先生でしたが、天使君を預けそのまま帰宅しました
多くの人に励まされましたがそれは全く私の耳には届きませんでした
性格がねじ曲がってしまった私。この世で自分が一番不幸だと心から思えた日でした。
にほんブログ村
にほんブログ村