私が嫌いな言葉。
「あなただからできるのよ」
あなたは恵まれているから、できるけど私には無理。
これを言われる度に、イラっとするし、残念な気持ちになっていました。
「私だけじゃないんだけどなぁ、やればみんな本当はできるのに。最初から無理って決めていたら、できないのは当たり前じゃないか。。」
そんなふうに思って、そういう人とはそれ以上付き合わないようにしてきました。
ここにきて、感じるのは「その人達のせいにして諦めてきたなぁ」ということ。
その人達が「私には無理」と決めてしまうにはそれなりの背景があるわけです。
それをわかろうとしなかった私。
「どうせそういう人はわからないんだ」と決めつけてきたのです。
そう決めつけていれば、その人達はずっとわからないわけです。
「私には無理」と決めている人達と「そういう人はわからないんだ」と決めてつけている私。
同じことをしているのです。
「私には無理」と決めてしまった人がどうしてそう決めてしまったのか?
そこに至るまでの悲しみ、苦しみ、寂しさ、怒りなどを理解しようとする気持ちが自分になかったのです。
人の気持ちを理解しようとするには、自分が見たくない部分もしっかりと見ないとならない。
それが嫌で逃げ回ってきました。
「あなただからできるのよ」
その言葉はとても正しいのです。
私の方法で進めるのは私だからなんです。
人にはそれぞれペースもあるし、得意、不得意もあります。
私と同じ人は一人としていません。
私の方法が他の方には通じないことの方が多いのです。
じゃあ、個性を持った一人一人がどうしたらできるようになるのか?
一緒になって考えて行きます。
試行錯誤しながら見つけていくことになると思います。
学生時代、友達ができることが私にはできないことが多かったのです。
スポーツは特にできませんでした。
逆上がりもできない、飛び箱も飛べない、縄跳びの二重飛びもできませんでした(今もできないですが)
授業はどんどん進んでいってしまい、個別にそれらができるようになるコツを教えてくれる人がいませんでした。
「誰かが教えてくれれば、私にもできるかもしれないのに。。」
そう思っている自分がいました。
「やる気があるのか?」
と先生に言われたこともありますが、やる気はあってもやり方がわからないのです。
そう言えばよかったのに、それも言わずにきました。
今、やる気はあってもできなくて困っている当時の私のような心境の方がたくさんいらっしゃるのです。
先生が教えてくれる方法で逆上がりはできませんでした。飛び箱も飛べませんでした。二重跳びもできませんでした。
先生の教えてくれる方法でてきる人もたくさんいましたが、私のようにできない人もいるのです。
どうやったら、その人ができるようになるのか?
一人一人の個性を見極めて、導いて行けるよう頑張ります。
先生が教えてくれる方法でできなかった私なので、できなくて諦めている方の力になりたいのです。
教える側の私も初心者なので、はじめからうまくはいかないと思いますが、みなさんよろしくお願いします。
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