シンガポールでうさぎ生活 -3ページ目

シンガポールでうさぎ生活

シンガポールへの赴任に伴い、もうすぐ8歳になるうさぎ(ホーランドロップ・名前はゆず)も一緒に連れてきました。参考になればと思い、ブログ不定期で書いていきます。

今日は日本での検疫について書きます。


まずは、検疫ってなに?どこに検疫所ってあるの?


という人は、こちらを見ましょう。

農林水産省・動物検疫所

http://www.maff.go.jp/aqs/


と、いろいろ情報がありすぎてわからん!

と思ったら左側のバナーに「ペットの輸出入」というのがあるので

迷わずクリック!


そしたらシンプルなメニューがあるので、「日本からの出国→うさぎ」 を選びましょう。

(ペットの輸出入じゃなくて、「ペットの入出国」って名称にすればいいのに・・・)

「うさぎを輸出するには」 のページがこちら

http://www.maff.go.jp/aqs/animal/aq12-4.html


とてもシンプルな絵が書いてありますね。

基本的には、

  1.検疫予約

  2.予約した日に連れてく

  3.連れて行った翌々日に受け取りにいく。輸出検疫証明書をもらう。

でおしまいです。



さて、私の場合ですが、まずは検疫する場所決めから。

飛行機の関係で伊丹→成田→シンガポールで、

成田では2時間くらいしか乗換時間が無かったので、当然成田は×。

関空は遠すぎるし、ということで神戸検疫所で予約しました。


実際には、この3日間かかるというのを知らなくて、

予約してから、「ちゃんと予約できてるかなー」とHPを見たときに、

「え、3日かかるの?!」ということに気づいたのがフライトの4日前。

(4月14日土曜日でした)

あわてて、神戸検疫所に電話したところ「日曜はやっていないので、、

関空検疫所に相談してみますね」とのお話。関空に電話してみると、

神戸から連絡を受けていて、なおかつ、シンガポールへのペットうさぎ輸出検疫の

取り扱い経験がある方が電話で丁寧にいろいろと教えてくださいました。


そこで、シンガポール到着14日前~4日前までに寄生虫駆除の施術(投薬)

をした動物病院の証明が必要だということも知って、さらに慌てる飼い主。。。


英文の証明書発行してくれるところなんてそうそうないだろう、と思っていたら、

関空の担当官から、「診断書のコピーお送りすることもできますよ」との申し出が・・・

すごい!


直近で扱った動物病院の健康診断書のコピーをFAXしてもらい、

土曜日でも(夜)でもやっている動物病院を探すと、自宅徒歩3分のところに

あったんですよ!21時までやってるところが!!

さっそく電話して、病院に相談。なんかわからんけど、診断して投薬してサインするだけねー

という理解をしてもらって、ひとまず解決。


検疫所は関空かぁ、遠いなぁo(_ _*)o と思ってたところに、

神戸検疫所から電話が。。。神戸の支所の刈藻検疫場というところで、

日曜ほんとはやってないけど、職員は出てるので、日曜預かりでもいいですよ、

とのうれしいご提案をいただいたのですニコニコ


そんなわけで、15日日曜に連れて行き、17日火曜に引き取り、

無事18日のフライトに間に合ったのでした。


神戸検疫所で対応して下さった方が関空や上司に相談して、支所にも調整して

下さって、そしてそれぞれの部署の人たちも皆快く(かどうかはわかりませんが、

少なくとも嫌な顔(声)はまったくされませんでした)対応してくださって、

ほんとに感謝感激です!

お役所仕事とは思えないサービスっぷりに、とてもうれしかったです。


と、思い出して自分の話ばかりしてしまった。。


もうちょっと詳しく1-3についてお話しましょう。


1.検疫予約

ANIPASを使いましょう。

先ほどのページからリンクで飛んでいくと、

下記のページに行くとおもいます。

https://www.aps.maff.go.jp/an/html/OWZ01W01O.html


初めての人は、アカウント取得が必要です。

といっても、自分でパスワード決めるのと、個人情報(名前・住所・連絡先)を

登録するだけで、簡単です。

登録したら、

「【動物検疫所(AQS​)】登録完了 Con​firmation of Your Registrati​on」

という件名のメールがきます。


登録したら、実際に申請をしましょう。

ANIPASで、

「畜産物、動物、犬等の輸入事前届出/輸出入検査申請を行う」

をクリックして、ID・パスを入れてシステムにログインします。

ログインしたら、

「動物」タブ→輸出の「検査申請の内容を登録する」 をクリックします。


あとは、このフォームを埋めていくだけ。言葉が専門用語があるので、

ちょっとわかりにくいですけどね。

がんばってください!素人でもなんとかなります。


申請したら、翌日にでも検査する予定の検疫所に電話して

確認するのが良いと思います!



2.予約した日に連れてく

連れて行きましょう! で終わったら、これ書いてる意味がないですね。


持ち物カバン

 ・健康診断書(最後に輸出検疫証明書とセットにして印をしてもらうのです)

 ・3日分のエサ

 ・慣れ親しんだエサ入れ

 ・慣れ親しんだ水入れ

くらいでしょうか。他に慣れ親しんだモノがあるなら

一緒にもっていくといいと思います。

飼い主はエサ入れ忘れましたけどね。。

犬が使うような、ステンレスの大きな容器でエサが与えられましたw


うちのゆずはまったくもって鈍感・・・・・じゃなくて環境適応能力が高いと

いうか、動じず、体調悪くなったりしないので、これで大丈夫でした。


飼い主さんが一日でもいないと、食事をしないとか、ふんをしなくなるとか、

デリケートなうささんの場合は厳しいでしょうね。そもそも海外に連れていく

べきではないと思います。(飛行機はかなりの騒音の中、何時間もエサも

水も与えられずに狭い移動用ケージにおしこめられますので。。)



3.連れて行った翌々日に受け取りにいく。輸出検疫証明書をもらう。

受け取るだけです。用意するものは何もなし!手ぶらでOK!

まぁ、あえていうなら、最大限の愛情を持ってお迎えしてあげましょう、

ってことぐらいでしょうか?


ゆずは愛嬌良すぎるので、(生まれて此の方一度も人を噛んだこともないし、

誰にでも撫でられるのが大好き)

検疫所の方にもすぐになついてしまって、かkかkしまくってしまっていたようでした。

これだからオスうさは・・・・・ (オスうさ飼ってる方ならわかりますよね┐( ̄ヘ ̄)┌


以上!!


p.s.長文おつ目