8股イケメンとの短い恋が終わったあと、当時のバイト先にお客さんとしてやって来た5歳年上のアンジャッシュ渡部似の男性との恋が始まるのでした。以降、渡部と呼びますひらめき


多分私が21歳くらいのときだったかな。


超絶イケメンという訳ではないけど、シュッとしてかっこいい人だな〜と思っていたら、彼がサッと番号を書いたメモを渡してきて「よかったら連絡して」とにっこり


タイプだったので連絡してみたら、まさかのお互いの家が徒歩10分の距離


それが悪夢の始まりでした魂が抜ける


先に書いておきますが、本当にクズでした。


私の20代前半をこんなクズに費やしたこと、今も勿体無いなと思う凝視


でも恋は盲目だからね。そんなクズに本気で4、5年恋したのでした。



話を戻すと、早速飲みに行こうということになり初デートへ。


渡部の大人の余裕に惹かれてしまう私凝視


今思うと、彼も当時26とかだからガキンチョだったのにね泣き笑い


まだ電車があるのに「タクシーで帰ろ」とサッとタクシー止める姿にときめいてしまうアホな私。爆


あっという間に彼の家の前で降ろされ、てっきり送ってもらえると思っていた私は戸惑う無気力


いいなと思ってただけに、その日のうちにやるのはいかがなものか…と思い「帰る」と言ってみるものの、うまいこと丸め込まれ部屋へ連れ込まれましたふとん1


でも生理前で急にお腹が痛くなり、Hは何とか回避大あくび


まぁ結局それから数日後にすぐやってしまう訳だがネガティブ


彼の仕事終わりに呼び出されお泊まりするというパターンが何度か続き、完全に都合のいい女扱いなのにどんどんハマっていく私…悲しい


2ヶ月ほど経つと向こうも飽きたのか連絡が減り、私から連絡しても「忙しくて」とかわされ…


でも突然呼び出されることもあり、何やかんや4ヶ月ほど関係が続いてました。


そんなある日、私から電話してみても折り返しがなく、もう一度かけてもスルー真顔


2週間ほど経ってからもう一度かけると出てはくれたけど、「ごめん、彼女できたからもう会えない」と昇天


受け入れられなくて、家まで行ってしまった私。


電気はついてたけど完全無視されました看板持ち


玄関先で泣く私。ホラーですね。


家に帰って号泣して、毎日毎日泣いてました。


恋愛経験が浅すぎて、大事にしてくれない人なのにすがりついてしまって…


そんな人なのに忘れられないまま数ヶ月が経ち…


ある日突然彼から電話がかかってきて、夢かと思いながら出てみたら「久しぶり〜元気?お茶でもせーへん?」と驚き


おそらく女が切れて気まぐれで連絡してきただけなのに、私は尻尾振って会いに行ってしまいました昇天


それから1、2度会って、ご飯に行く約束も取り付けてたのだけどドタキャンされた凝視


それからまた数ヶ月連絡は来ず、私もまた拒否されるのが怖くて連絡せず。


でも未練タラタラでしたネガティブ


そうして数ヶ月後また唐突に連絡があり、会うことに。


懲りろよ、私無気力


渡部の方も(これだけ都合のいい扱いしても好きでいるってすげーな)という心境になったのか、この頃から少しだけ優しくなっていきました。


ほぼ毎週会うようになり、お互いの誕生日にはレストランに食事に行き、私が引っ越すときには内覧についてきてくれたりもしました。


うちで友達と鍋パをすると話すと、謎にワインを持ってきて「楽しんで〜」と玄関先で挨拶するとさっさと帰ったり。かっこつけたかったのか?


車を買う時、試乗の段階でわざわざ見せびらかしにきたのも面白かった泣き笑い


何やかんやそれなりに仲良くやってはいまけど、彼から「好き」だと言われたことは一度もなく、sexもあくまで欲望の発散という感じで愛情を感じられないままでした…


そんなある日、思い切って渡部に「私たちの関係って何?」と聞いてみました。


「そんなん何でもいいやん」

「何でもいいって…もう4年近くこうして会ってるのに。友達に聞かれたとき、私は渡部のこと何て答えたらいいの?」

「友達なんて関係ないやん。ほっときゃえーよ」

「何それ。結局は付き合えないってこと?」

「付き合うとか付き合わないとか必要?こうして毎週会ってるんやし、それで良くない?」

「まさか結婚してるの?他に本命の人がいたりするの?」

「こんなに会っててそれできると思う?おらんよ」



私はこの人にとって結局は永遠に都合のいい存在なんだなと自覚し、号泣。


「泣くなら帰る」

「いやだ」

「どうしたいん?そこにこだわるなら会うのやめる?」

「じゃあ逆にこれだけ会ってて何で付き合えないの?」

「だからそんな口約束しなきゃならんような仲じゃないやん」


どんだけ〜〜〜魂が抜ける


その場ではすがったけど、結局これがきっかけで気持ちが冷めていくのでした。



この頃、私はダイエットが上手くいき、モテ期到来爆笑


真剣に好意を持ってくれる人もいたし、タイプのイケメンからも言い寄られ…


相変わらず恋愛音痴だったので、タイプの人だとつい流されてしまい結局は都合のいい関係に魂が抜ける


イケメンに弱すぎるんだよね真顔




この人だ!と思うとすごく一途になってしまうので、渡部と出会ってからは渡部一筋でしたがもう馬鹿らしくなったのです。


とは言え切りきれずにいたけど会うペースも減っていきました。


そんなある日、転職で上京が決まり、いいきっかけだと思い渡部の連絡先を消去。


何度か着信があったけど、応答せず。


別れも告げず上京しましたにっこり


私なりの仕返しだったのです。


まぁ向こうは痛くも痒くもなかっただろうけど真顔




当初は思い出してつらくなることもあったけど、やっぱり遠く離れたことが良かったみたいで自然と忘れていきました。


そして、それから数年が経った頃に衝撃の事実が発覚凝視


確実ではないし推測ではあるんですが、おそらく私と会ってる期間中に結婚しており、何ならその時期に子供が生まれてた可能性も大魂が抜ける


Facebookに渡部が『知り合いかも?』で出てきて、うわ!と思いページをのぞいてみたら、奴にそっくりな男の子と奴の写真が。


投稿を見ると自分の子供だと書いており、その子はどう見ても3歳は超えており、そうなると(え?てことは私と会ってた期間とかぶるやん?)となり…


開いた口が塞がりませんでした魂が抜ける


意地でも付き合ってると言わなかったこともそうだけど、思い返すと思い当たる不審点がいくつか…


絶対そうやん。絶対結婚してたやん。


出会った頃は一人暮らしだったけど、実家に帰ることにしたとか言って引越して、それから会うのは必ずうちだったし、人の家で眠れないとか言って泊まることなかったし真顔


何であんなきれいに騙されてたんやろ泣き笑い


まぁ大事にされてないのにいつまでもすがってたのは他でもない私自身やし、完全に自己責任やけどさ。


ほんとにほんとに馬鹿らしくなったよね。


この人のせいでアンジャッシュの渡部さんのこと苦手になったし、例のトイレ不倫のときは吹き出したよね泣き笑い


まぁこの時期にいい人に出会ってたら今の彼とは出会えてなかったかもしれないし、語れるエピソード増えたと思うことにしてます泣き笑い