地質境界としての中央構造線は、
白亜紀の和泉層群と
三波川変成岩の境界断層です。
けれども新しい地形や堆積層を
食い違わせている活断層は、
段丘と山地の境界である
逆断層の菖蒲谷断層と、
和泉山脈中の右横ずれの五条谷断層です。
活動度が高い活断層である
五条谷断層は、
和泉層群を切っていて、
地質境界としての中央構造線と
五条谷断層は、
1500m離れて並走しています。
丹土、丹生
辰砂は赤い色から朱砂、
純粋なものは丹(たん)と呼ばれていたんです。
だから
丹生は丹を意味するものではないんですよ。