糖質過剰摂取のおはなし | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

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黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!

 

思春期に
甘い飲み物を
飲みすぎると、

成長後の
記憶障害に
つながるかも
しれない
という
米国のカリフォルニア
大学ロサンゼルス校の
エレーン・シャオ博士らの
研究報告が話題を呼んでいます。


清涼飲料水には
砂糖が大量に含まれていて、

若いころに
脳が定期的に
糖に曝露されると、
中毒を起こす
ことが知られています。


この中毒のために、
精製炭水化物の摂取量が
増えることにより
肥満や2型糖尿病などの
生活習慣病を
引き起こすことになるのです。
また、清涼飲料水に含まれる
果糖ブドウ糖液(異性化糖)は、
ブドウ糖に加え
果糖が含まれていますが、


最近の研究で

この果糖が
腸管で
炎症を起こすため、

腸管バリアが破壊され、
リーキーガット症候群を引き起こし、
脳に炎症を起こす機序も
報告されています。

そんな中、
シャオ博士は
甘味飲料に含まれる
砂糖や甘味料などの成分が
腸内細菌叢を変化させることに
注目しました

ドーパミン
報酬系に関与していて、
砂糖の摂取や甘味料の
連続摂取で
脳に中毒症状が惹起されるときに
ドーパミン受容体が減少するために、
さらなる砂糖の摂取を
求める行動が誘発されることが
知られていますが、
今回の研究で
特定の腸内細菌が
神経細胞の代謝遺伝子や
ドーパミン神経細胞の
シグナル伝達物質の遺伝子に
直接作用していることが
示唆されたのです。


多くの認知症が
高齢期に発症しますが、

脳の中では
若いころから
食事や飲み物により
遺伝子発現が
変化している
ことが
今回の研究で明らかになっています。

高齢期の認知機能を
保つためにも、
若いころからの食事や
飲み物などの食生活の
見直しの重要性が
再確認された
といっていいでしょう。
男性も40歳を過ぎると
テストステロンの分泌低下により、
男性機能の低下、男性性の低下、
肥満、内臓脂肪の蓄積などの
メタボリックシンドロームの
発症要因、
骨粗しょう症、うつ・認知症などの
症候群を特徴とする
男性更年期(LOH症候群)を
発症します。


メタボリック症候群では
体に
慢性の炎症が起き、
その慢性の炎症のために
テストステロンの分泌量が
減少したり、
末梢組織で消耗されて
血中の遊離テストステロンが
減少する可能性に注目しました。

また、
日々の食事の内容が
体の慢性の炎症状態と
密接に関連する
ことにも注目しました。

食事調査から、
炎症性の食材である
オメガ6脂肪酸や
精製糖質などの摂取量や摂取頻度を
スコア化したインデックスで、
これまでの調査で
がんの発症率や
炎症性サイトカインとの関連性が
報告されています。


油の摂取に関して、

サラダ油、大豆油、
コーン油、ベニ花油、
マヨネーズ、
スナック菓子、
チョコレート、
揚げせんべい

に含まれるオメガ6は
炎症を促進、
アレルギーや血栓を
促進する

一方で、
アマニ油、えごま油、
青魚に含まれる
オメガ3は
炎症を抑制、
アレルギーや血栓を
抑制する
点を
キアット博士は強調します。

過剰に精製糖質を摂取すると
肥満や脂肪肝などを
引き起こしますが、


肥満や脂肪肝では、
脂肪細胞や肝細胞が
慢性炎症を
引き起こしている
考察することができます。
精巣などの生殖器組織でも
同様の炎症性変化が
起きている可能性や、
末梢組織の炎症でテストステロンが
過剰消費された可能性も
指摘できます


世界保健機関(WHO)の
2003年の報告書は、
肥満になる食生活として
・高カロリー食品
・動物性脂肪に
多く含まれている
飽和脂肪酸
・ファストフード
・砂糖が添加された
飲料の過剰摂取、
肥満にならない
食生活として
・食物繊維の多い食事
・野菜や果物の摂取、
を上げています。

実験の結果、
肥満マウス群の味覚細胞は
正常マウス群に比べて

甘みだけでなく
苦みに対しても
反応が
低下していたのです。
袋詰めされたパンや焼き菓子、
袋入りのスナック類、
種々の菓子類、
アイスクリーム、即席めん、
即席スープなど、
一般家庭の台所では使わない
香料や乳化剤、
人工甘味料をたくさん使った
加工食品は
超加工食品
と呼ばれ、

これまでの
塩、砂糖、油脂を添加していた
古典的加工食品と

区別されています。

最近の米国人の
超加工食品の摂取カロリーは
総カロリーの約58%を占め、

添加糖の約90%は
超加工食品から
摂取していることが
明らか
となりました。

さらに、
超加工食品に含まれる
添加糖の含有量は
平均21.1%で
古典的加工食品
(平均2.4%)の8倍以上、
非加工食品
(平均3.7%)の5倍以上
という結果でした。

より多くの砂糖を摂取しなければ
満足できない報酬系の閾値が
上昇した
中毒脳
になっていることが分かりました。

また、ハーバード大学の調査で
砂糖の入った
清涼飲料水が増えるほど、

心疾患、乳がん、
大腸がんの発症リスク
増えることが知られています。

小児期には
砂糖や果糖の摂取量と
注意欠陥・
多動性障害(ADHD)、
双極性障害、
攻撃性など
行動障害との関連性が
指摘されています。

小麦粉に含まれる
グルテンや、
牛乳に含まれる
カゼイン
このドーパミン神経を抑制する
ブレーキの役割である
GABA神経の
細胞表面にある
μオピオイド受容体に結合し、
ブレーキを抑制することにより

砂糖中毒、
グルテン中毒、
カゼイン中毒
引き起こすとされています。

(だから、小麦粉、牛乳の
摂取の抑制のことを
言うのですね!)
びっくり


砂糖摂取量を
減らすには、

超加工食品の摂取を
減らすことが
重要であることを
再認識するべきでしょう。


白澤卓二先生 談

 

 

 

 

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