そもそも
重金属って、な~に?
周期律表
こんな表をご覧になったこと
ありますよね!
画像お借りいたしました
いろいろな金属が
この地球上にあります
重金属と軽金属に分かれます
比重が、④以上が、重金属です
意外にも
ダイヤモンドは、軽金属
プラチナが、重金属
重金属は
体内に利用されるものと
有害なものに分かれます
自然界にも
重金属は低濃度ながら存在し、
いくつかは
必須元素のうちの
ミネラルとして認知されている。
これ以外にも
セレンは
一部のタンパク質に含まれており、
バリウムの硫酸塩は
体に吸収されず排出されるため
造影剤として利用されている。
また微量な
ビスマスや金が
薬品として使われることがある。
古来から顔料として
使用されていたものの中には
鉛白や丹など
重金属を含む物が多く、
薬として服用もされていた。
しかしいずれも
過剰な摂取は
生体機能を
安定に保てなくなり
中毒性を示す
特に、
酸やアルカリと
反応しやすい重金属は
毒性が
強い傾向がある
強毒性を示す炭素と結合する
水銀(有機水銀)やカドミウムなどが
よく知られるが、
錫や鉛の有機化合物、
テルルなどにも毒性がある。
放射能を持つ(≒放射性物質である)
ウランは
酸に反応して
イオン化し環境に流出してしまう。
20世紀に入ってからは
鉱工業が隆盛し、
土壌、大気、利水などへ
大量に放出された。
これにより重金属を
食物や吸気から
必須量以上に大量に体内に
蓄積しまうことが原因で、
生体機能に
重度の障害を引き起こす公害病が
多発するようになった。
これらはいわゆる
鉱毒と言われるが、
鉱石に含まれる
硫黄、ヒ素、リン、クロムなどが
精錬の過程で
ガスや廃液として放出され、
これが直接の原因であることもある。
と、あります
【ミネラル】
無機質
からだを構成する
酸素、炭素
水素、窒素
以外の総称をいい
からだの
機能の維持、調節に
必要な
五大栄養素である
●必須ミネラル 16
🔺多量ミネラル 7
カルシウム
干しエビ、水菜、厚揚げ 等
イライラ、情緒不安定
骨や歯が弱る
神経の興奮を抑える
過剰
↓
泌尿器系結石
ミルクアルカリ症候群
カリウム
昆布、大豆、ほうれん草、アボカド 等
無気力、不安感、呼吸障害
利尿作用
血圧の上昇を抑える
過剰
↓
高カリウム血症
血圧低下
心不全
下痢
腎臓病患者は
要注意!
医師の指導に基づく
ナトリウム
食塩、しょうゆ、味噌 等
倦怠感、めまい、吐き気
低血圧
血液や体液の濃度調整
筋肉や神経の興奮を抑える
過剰
↓
高血圧、動脈硬化
心筋疾患、胃潰瘍
マグネシウム
アーモンド、カシューナッツ、納豆 等
集中できない、肌荒れ
筋力低下
酵素の働きを助ける
神経の興奮を抑える
過剰
↓
下痢
リン
小魚、乳製品、大豆製品 等
倦怠感、疲労感
筋力低下
糖質の代謝
過剰
↓
副甲状腺機能の亢進
カルシウム出納の不均衡
リン酸塩は、要注意!
腎臓機能低下
硫黄
にんにく、肉類、卵 等
皮膚炎、肌荒れ、脱毛
塩素
食塩、梅干し、しょうゆ 等
胃液の成分、殺菌作用
🔺微量ミネラル 9
鉄
レバー、ひじき、厚揚げ 等
倦怠感、めまい、口内炎
赤血球のヘモグロビンの成分
過剰
↓
循環器障害
嘔吐
亜鉛
牡蠣、牛もも肉、豚レバー 等
疲れやすい、免疫力低下
肌荒れ、味覚
ホルモンの合成の活性化
過剰
↓
鉄、銅の吸収障害
めまい、吐き気、嘔吐
銅
レバー、魚介類、ココア 等
食欲不振、免疫力低下
うつ
ヘモグロビンの生成の助け
過剰
↓
ウイルソン病、肝硬変
運動、神経障害
マンガン
抹茶、ごま、玄米 等
運動機能低下、肌荒れ
性機能低下
骨や関節をつくる
過剰
↓
神経、運動機能障害
パーキンソン病
ヨウ素
海藻類、イワシ 等
肥満、脱毛、肌荒れ
精神発達の遅れ
成長促進、基礎代謝を高める
甲状腺の病気は、要注意!
医師の指導に基づく
クロム
ひじき、青のり、こしょう
消化不良、代謝不良
糖尿病リスク
糖や脂質の代謝を高める
セレン
イワシ、ホタテ、カレイ
免疫力低下、成長障害
抗酸化力
抗酸化作用
モリブデン
落花生、枝豆、レバー
頭痛、夜盲症、居眠り
肝臓や腎臓で老廃物を分解
コバルト
貝類、のり、煮干し
食欲不振、集中力低下
悪性貧血
血液をつくる
●そのほかのミネラル
ケイ素
オートミールに含まれる
オーツ麦や大麦、とうもろこし
じゃがいも、青のり、ひじき
コラーゲンやエラスチン生成
バナジウム
牛乳やそば、えび、
マッシュルーム、いわし、わかめ、卵
肥満、脱毛、動脈硬化
ホウ素
昆布、わかめ
関節症、骨量減少
リチウム
わかさぎ、いわし、
あさり、さくらえび
青のり、茎わかめ
小麦胚芽、全粒パン、玄米、ごま、
ピスタチオ
きくらげ
頭痛、手足のふるえ
うつ症状
ゲルマニウム
高麗鮮人参、にんにく、クコの実
霊芝
疲労、食欲不振
男性向け
【有害金属】
アルミニウム
水道水
アルミ製品、野菜
↓
認知機能低下
拮抗栄養素
↓
マグネシウム、鉄
アンチモン
青色のペットボトル
↓
乾燥肌、脱毛
カドミウム
喫煙、排気ガス
ゴムやプラの排煙
生活排煙
↓
節々の痛み、腎障害
拮抗栄養素
↓
亜鉛
銀
殺菌消臭剤、除菌品
↓
皮膚変色、記憶力
水銀
アマルガム、大型の魚
乾電池
↓
口内炎、免疫、疲労
拮抗栄養素
↓
セレニウム、亜鉛
ヒ素
農薬、殺虫剤
肉類、穀物類
防腐剤
↓
酵素の働きを阻害する
拮抗栄養素
↓
セレニウム
鉛
排気ガス、毛髪染料
鉛管の水道管
↓
高血圧、貧血
拮抗栄養素
(体外排出に必要な)
↓
カルシウム、亜鉛、鉄
ニッケル
喫煙、洋菓子
↓
金属アレルギー、めまい
プラチナ
アクセサリー、医療品
↓
皮膚炎、聴力障害
バリウム
殺虫剤、花火
↓
筋力低下、不安感
ベリリウム
電子部品、肉類の加工食品
↓
脱力感、呼吸困難
拮抗栄養素
↓
セレニウム
ビスマス
整腸剤、化粧品
↓
無気力、不眠、頭痛
タリウム
土壌、海水
↓
吐き気、頭痛
トリウム
原子炉、職業病
↓
肺、膵臓障害
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栄養素が
足りないからと
サプリメントなどで
多量、過剰に
摂取すれば
必ず、副作用が
起きます
適量を守りましょう