今回、ここへ来たのは、
解体作業を見るためもありましたが、
もうひとつ、
ルーツの件です。
もしかすると、
支倉常長公とともに、乗船した
乗組員の中に、
母方祖父の先祖さまがいたかも
しれないということです。
ようやく、学芸員の方に
お会いすることができました。
しかし、
乗組員の出身地の調査は
行われておらず、
もっと詳しく
支倉常長公、
サンファンバウティスタ号、
日本とローマの行き来について
研究されている先生がおり、
おいでになられたときに
聞いてくださることになりました。
また、一般者には
手に入らない冊子まで、
いただきました!
ありがたいことです。
実に、もったいない!
諸外国からも、
保存するようにと、
意見があがっているのに、
宮城県知事さんは、
首を縦には振らない。
もともと、やると言ったら、
聴かない人なので。
押し通すんです。
それまで、
2年に一度、
点検整備をすることも、
ままならなかったそうですから。
ついに、今日
サンファンバウティスタ号は
永遠の旅路に着きます。
「逆卍に違い矢斜め十字」