五十猛命、大屋津姫命、抓津(つまつ)姫命とは | 開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

開運行動すれば【その先、ヒカリ♥】

拝読感謝♥
占ってもらうだけでは変わらない今を、開運行動するだけで、あなたを変える!
黄泉の国、記紀を正しく知る事は、日本人として非常に大事です。
漢方養生指導士
ご縁玉と寅の日お財布さまおまじない感謝祭の提唱者です!

 

五十猛神さま

 

日本書紀』『先代旧事本紀』に登場する

 

五十猛神さまは

林業の神様として信仰

 

紀伊は古来より

林業の盛んな地であったので、

それらの人々が信仰していた神と

考えられる。

また、

土の船を作り海を渡ったことから、

造船、航海安全、大漁の神として

信仰され、

商売繁盛、開運招福、

悪疫退散、厄除け等の神徳もある

 

 

紀伊国

(かつては「木の国」と言った)に

祀られているとの記述と

『先代旧事本紀』分注に

 

「亦云 大屋彦神」とある

 

 

『日本書紀』 卷第一で

述べられている

星 第八段第四の一書において

 

一書曰 素戔嗚尊所行無状 故諸神

 科以千座置戸 而遂逐之

 是時 素戔嗚尊 帥其子五十猛神

 降到於新羅國 居曾尸茂梨之處 

乃興言曰

 此地吾不欲居 遂以埴土作舟 乘之東渡

 到出雲國簸川上所在

 鳥上之峯 時彼處有呑人大蛇 素戔嗚尊

 乃以天蠅斫之劔 斬彼大蛇 時斬蛇尾而刃缺

 即擘而視之 尾中有一神劔 素戔嗚尊曰 

此不可以吾私用也

 乃遺五世孫天之葺根神 上奉於天

 此今所謂草薙劔矣

 初五十猛神 天降之時

 多將樹種而下 然不殖韓地、

盡以持歸 遂始自筑紫 凡大八洲國之内、

莫不播殖而成青山焉 

所以 稱五十猛命 爲有功之神 

即紀伊國所坐大神是也

 

とあり

天を追放された素戔嗚尊とともに

新羅曽尸茂梨(そしもり)に天降り

スサノオが

この地吾居ること欲さず

(「乃興言曰 此地吾不欲居」)

と言ったので、

一緒に埴土船で渡って

出雲斐伊川上の鳥上峯に至ったとある

 

 

五十猛神が天降る際に

多くの樹木の種を持っていたが、

新羅には植えずに全てを持ってきて、

九州からはじめて

大八洲国に植えたので、

青山に被われる国となったという

 

その後

紀伊国に住んだという

 

 

 

星 同段の第五の一書

 

一書曰 素戔嗚尊曰

 韓郷之嶋 是有金銀 若使吾兒所御之國 

不有浮寶者 未是佳也 

 

乃拔鬚髯散之 即成杉

 又拔散胸毛 是成檜 

尻毛是成柀 眉毛是成櫲樟 

已而定其當用 乃稱之曰 

杉及櫲樟 此兩樹者 可以爲浮寶 

檜可以爲瑞宮之材

 柀可以爲顯見蒼生奥津棄戸將臥之具 

夫須噉八十木種 

皆能播生 

 

于時 素戔嗚尊之子 

號曰五十猛命

 妹大屋津姫命 次枛津姫命 凡此三神 

 

亦能分布木種 即奉渡於紀伊國也 

然後 素戔嗚尊 居熊成峯 

而遂入於根國者矣棄戸 

此云須多杯 柀 此云磨紀

 

 

「韓郷(からくに)の島には金銀がある。

もし我が子の治める国に、

舟が無かったら良くないだろう」

と言って、

鬚髯ひげを抜いて放つと、杉の木になった。

また胸の毛を抜いて放つと、

これが檜になった。

尻の毛は槙の木になった。

眉毛は樟になった。

そしてその用いるべきものを定めて、

「杉と樟はの二つの木は、

舟にするのがよい。

檜は瑞宮みつのみやの木材にするのがよい。

槙は現世の人民の棺にするのがよい。

そのための沢山の木の種を皆撒こう」

と言った

 

 

星 『先代旧事本紀』巻第四 地祇本紀の記述

 

 

 

 

とあり

素戔嗚尊が

鬚髯から杉、胸毛から檜、

尻毛から槇と榧、眉毛から楠など

体毛を抜いて作った各種の樹木を、

二柱の妹神

大屋津姫命と枛津姫命とともに

全国に植えたとある

 

今は

紀伊に祀られているとしているグリーンハート

紀伊国造が斎き祀る神である

 

 

姉神クリスマスツリー大屋津姫命

大屋都比賣神、大屋津姫命

 

「ヤ」とは、

家屋の事であり、

彼女が樹木を司る神であると同時に、

樹木から作られる建造物、

家屋や船などの神である事を示している

 

大屋都姫神社

 

 

 

 

 

妹神クリスマスツリー抓津(つまつ)姫命

抓津姫神、抓津姫命、都麻都比賣命、

爪津姫神、枛津姫神、枛津姫命

などと表記

 

「ツマ」は

建物を築くために

製材した材木を意味する

 

 

都麻都比売神社

 

 

 

伊太祁曽神社(五十猛命)

左脇殿ー大屋都比賣命 

右脇殿ー都麻津比賣命 

 

売布神社 松江市

(速秋津比売命)

相殿ー五十猛命・大屋津姫命・抓津姫命

 

 

妻山神社 佐賀県 神奈備さん

祭神ー抓津姫命、抓津彦命

 

杵島山 佐賀県

肥前国風土記(逸文)抜粋

杵島きしまあがた。県の南二さと一孤ひとつ山あり。

ひつじさるのかたよりうしとらのかたを指して、

三つの峰相連なる。

是を名づけて杵島きしまと曰ふ。

 

坤のかたなるは比古神ひこがみと曰ひ、

中なるは比売神ひめがみと曰ひ、

艮のかたなるは

御子神みこがみ

(一の名は軍神いくさがみ

動けば則ちいくさ興る)と曰ふ。

 

郷閭むらざと士女をとこをみな、酒をたづさへ琴を抱きて、

歳毎の春と秋に、

手を携へて登りみさけ、

さけ飮み歌ひ舞ひて、うた尽きて帰る。

歌のことばに云はく、

あられふる  杵島きしまたけを  さかしみと

りかねて  いもが手をる。

杵島曲きしまぶりなり。

 

うずまき西側のおつぼ

山神籠石(こうごいし)、

出水(でみず)法要の

水堂安福寺(あんぷくじ)、

雨乞(あまご)い農耕神の

稲佐(いなさ)神社

 

うずまき勇猛山(いみょうやま)

佐賀県武雄市北方町

「理知の水」と呼ばれ

人間の自然治癒力を高める

薬効がある湧き水がある。 

古くは聖武天皇が

この水で病を治されたという

言い伝えもあるという

倶利伽羅竜王は勇猛寺の本地仏

 

 

 

 

 

木種を全国に撒く事は、

子供を産む力を持った女性として、

彼女たちは

生殖を司る神でもある事を意味する。

 

現在においては、

兄神五十猛命と共に

木の文化を司るとされ、

林業や建築業の女神として

信仰を集めている

 

 

 

神奈備さん サイト

 

 

名取市 熊野神社

名取市 熊野本宮社

名取市 熊野那智神社

 

埼玉県 名字辞典

 

日本の官制

 

日本古代の官司と政務

 

地下家

 

 

 

 

 

 

調査です

スルーしてくださいね