ノートン警察エリート捜査官


やってみました。ネット犯罪ギザコワス。

気を付けましょ。

柚丸「コンニチハ!新型インフル濃厚接触者の仲間入りを果たした柚丸です。」

ナカムラさん「近付くな、バイキンマン!!」

柚丸「ヒドッ!!」

ナカムラさん「お前結構感染しやすいじゃん!たぶんこの調子できっちり貰ってるよ。」

柚丸「そうか…。学級閉鎖になったら何しようかな…。まずはこのブログしっかり更新しよ~♪あと…。」

ナカムラさん「べんきょーしろ。」


*触るなキケン

柚丸「ハイ。きょーは、ヤドクガエルというカエルについて書くよ~!今までムシとかクモとかの記事ばっかりだったから。」

ナカムラさん「ちょっとは趣向を変えてな。」

柚丸「はいは~い!じゃあまず高齢の質問から!」

ナカムラさん漢字間違えてる!!正解は『恒例』な!!」

柚丸「あらま…。」

ナカムラさん「勉強しろ!漢検2級さっさと受かれ!」

柚丸「うるさいな…。5度目の将磁気さ!」

ナカムラさん「マジ期待できねぇ…。」

柚丸「とにかく答えてくれ!!お前はヤドクガエルを知っているか!?」

ナカムラさん「知るかよ。」

柚丸「だと思った。じゃあ説明。ヤドクガエルってのは、南米に生息する小型のカエルさん。特徴は2つ。一つはすべての種類が毒を持つこと。毒を体の表面から分泌してる。触っちゃだめよ。名前を漢字変換すると矢毒蛙。南米の先住民が狩りの時、矢にこいつの毒を塗って使ったことから来てる。」

ナカムラさん「それなりに強い毒なのか。」

柚丸「2つ目。こいつら色がすごくきれい。赤とか青とかとにかくハデハデ。ケータイにサンシャイン国際水族館で撮った写真があるけど、取り込みに失敗して今回はなし!気になる人は調べてみてね!」

ナカムラさん「写真もたまには載せろよ。」

柚丸「大ジョブ。!そのうちまた水族館(おひとり様、デート除く)で行くから、その時撮りだめするよ。」

ナカムラさん「カッコの中に凄くイタイ情報が入ったな…。」

柚丸「お黙り!そんで、今日紹介するのはそんなヤドクガエルの中でもトップクラスの毒性を誇るモウドクフキヤガエルです!」

ナカムラさん「名前の中に猛毒って入ってる…。」

柚丸「名は体を表しまくり!こいつの毒はケタ外れ!毒の名前は『バトラコトキシン』っていうんだけど。これが、ま~凄まじいのよ。致死量は約0.1ミリグラム!!」

ナカムラさん「それってどんだけ~?」

柚丸「古いね。大人一人が0.1ミリグラム体内に入っただけで死ぬって意味。体長約6センチのこのカエルから取れる毒の量が約19ミリグラムだから、このカエル1匹で成人男性190人殺せるってこと。

ナカムラさん「どんだけ~!?」

柚丸「だから古いって!あまりに毒性が強くて素手で触るのもアブナイ。でも水槽で飼ってると次第に毒が無くなっていく。どうやら野生ではアリやダニなどを食べて毒を蓄積させているらしいよ。」

ナカムラさん「そんなアブナイカエル飼うな!!」

柚丸「余談だけどさ、このモウドクフキヤガエル、全身真っ黄色。まさにあのぴょん吉カラーなんだよね…。」

ナカムラさん「モウドクフキヤガエルの上に倒れたりしたら…?」

柚丸「180パー死にます。お花畑にイケるよ。その前に怖いバーさんに着物脱がされるけど。」

ナカムラさん「うへ~。」

柚丸「とんかく、アマゾンに旅行に行く方は、ハデハデな色のカエルには触らないようにしましょうね!」

ナカムラさん「一体何人いるかな…。」

ここから見たい記事の日付けを調べて飛んで下され。

メンド臭くてゴメンナサイ。


2009年

11月3日*ミツバチ♪ミツバチ♪

11月4日*ミツバチ♪ミツバチ♪Ⅱ【女王様のお世継ぎ戦争編】

11月8日*見た目で判断するんじゃねぇ!!
11月12日*ぴょん吉カラーですけど何か?

柚丸「どうも。そろそろ書く気になったので、新しい話題で行くよ!」

ナカムラさん「おう…。意外と間が空いたな。」

柚丸「これでも結構忙しいのよ。んじゃ、始めるよ。今日はタランチュラについて!」


*濡れ衣だっ!!

柚丸「毎回同じパターンになりそうだけど、まずは質問。タランチュラって知ってる?」

ナカムラさん「そんぐらい知っとる。あのデッカイ毒蜘蛛だろ。」

柚丸「まあ基本、そう思われてるよね。確かにデカくておっかないけど、実はやつらには大した毒はないよ。」

ナカムラさん「そーなの?」

柚丸「そーなの。咬まれてもちょっとかゆくなる程度。半ヴァンパイアになっちゃった少年の話とかに出てくるような猛毒のタランチュラは実際には存在しない。まあ、いたらいたで面白いけど。」

ナカムラさん「じゃーさ、なんでタランチュラがザ・猛毒蜘蛛みたいに言われるわけ?」

柚丸「それにはかなーり深くて長いワケがあるのよ。」

ナカムラさん「今回はなかなか面白そうじゃん♪」


元祖

柚丸「まずは『元祖』タランチュラについて話そうか。」

ナカムラさん「元祖?」

柚丸「そもそもタランチュラってのはデカくて、いかにも怖そうな姿をした蜘蛛の総称で、実際には数種類存在する。住んでる場所も南米、東南アジア、アフリカ、オセアニアなど様々だ。しかし、『元祖』タランチュラはヨーロッパにいる。」

ナカムラさん「なんで?なんでよりによってヨーロッパ?」

柚丸「いいから黙って聞け。元祖の名は、タランチュラコモリグモ。背中に自分の子供を乗せて運び保護することからこの名がついた。」

ナカムラさん「子煩悩だな。」

柚丸「子供を保護する蜘蛛は結構多いよ。まあそれは置いといて、話を進める。このタランチュラコモリグモ、はっきり言って小さい。迫力皆無。もちろん毒も大したことない。しかしだ…。こいつらにとんでもない災難が降りかかる…。」

ナカムラさん「ほう。何なの?」


踊らなくていーから!!

柚丸「話は600年前まで遡る。」

ナカムラさん「ずいぶん昔だな!」

柚丸「そう。以外でしょ?場所はイタリアのタラント地方。」

ナカムラさん「タラントってまさか…。」

柚丸「そうそう♪タランチュラの名前はこっからきたのよ。」

ナカムラさん「だんだん繋がってきた。」

柚丸「んでね、そのタラント地方で、タランチュラコモリグモに咬まれたら、ブッ倒れるまで狂ったように踊りまくらないと毒が抜けずに死ぬ、という噂が大流行しちゃったのよ。」

ナカムラさん「オイオイ…。それって…。」

柚丸「モッチロン、でたらめ。大ウソ。でも時は600年前。まだ生物学なんて認識すらされていない時代だ。このガセ民間療法はあっという間に広まり、なんと300年以上も続いてしまう。」

ナカムラさん「あらま…。」

柚丸「ちなみにピアノの曲にタランチュラってテンポの速いのがあるけど、これもここから来たらしいよ。不思議に思ってた人、結構多いんじゃないの?」

ナカムラさん「それで、タランチュラ=猛毒蜘蛛って認識が広まったワケだな。でも、なんで南米とかアフリカのデカイ蜘蛛にもタランチュラって名前が付いたんだ?」

柚丸「航海の技術が発達し、移民や商人が盛んに海を越えるようになると、モノと同時に情報も海を越える。つまりそういうこと。」

ナカムラさん「なるほど…。つまり、イタリアの田舎から始まった世界規模の冤罪事件ってワケか。」

柚丸「そうそう。全く関係ない大陸のデッカイ蜘蛛たちが毒蜘蛛のレッテルを貼られる羽目になったのは、単純に『見た目が怖かった』からだ。彼らに罪はない。」

ナカムラさん「人間ってのは勝手なもんだな。」

柚丸「ホントに。こうやって学問が発達した今でも。この間違いを訂正しようとする気配はなし。テレビ番組でも普通に『咬まれたら死ぬ』とか大ウソかましてる。ただし、ごく一部の人は、蜘蛛の毒に対してアレルギーがあり、ショック症状(アナフィラキシーショック)で危なくなるかもしれないから注意するに越したことはないね。まあ、過剰に恐れる必要はないよ。」

ナカムラさん「は~っ!!疲れた~!今回は長かった。いつもに増してグダグダだった。」

柚丸「確かに。文章変なとこあるかも。」


カユイよ!!
ナカムラさん
「そういえばさ、タランチュラって結構ペットとしても人気あるよな。」

柚丸「うん。タランチュラとかサソリとかは、一部のマニアにはムチャクチャ受けがいい。でも、そこで1つ。いくら毒がないといっても、咬まれたら『物理的に』イタイよ。なんせ牙がデカイから。」

ナカムラさん「そりゃそうだ。」

柚丸「それだけじゃなく、南米産の種類には、脚や腹部に細かい針のような毛を持っているものがいる。これは刺激毛っていって、皮膚に付くと細かく刺さって地味にカユイ。とにかく取扱いには注意な。」

ナカムラさん「危なくても飼いたい奴は飼いたいんだろーな。」

柚丸「何でもそうだよ。カブトムシ、クワガタムシの輸入量は日本が世界一だし。これについては、またいずれ書くよ。結構真面目な話になりそう。言いたいことは唯一つ『飼うのは別に構わない。でもゼッテー捨てるんじゃねー!』

ナカムラさん「…。だいたい解るような…。」


柚丸「コンバンハ~!本日2回目!さっさと記事を増やそうと奮闘中です。」

ナカムラさん「今何時だと思ってる?よい子もわるい子もみーんな寝る時間だぞ…。」

柚丸「知るか。と、いうわけで、前回書きそびれたミツバチの女王蜂について!前回読んでない方はそっち先に読むことを勧めます。」

ナカムラさん「さっさと済ませろ。」


*新女王たちの仁義なき戦い

柚丸「まず、女王蜂とは何か、というところから。女王っていうから巣の働きバチたち全部をまとめるリーダー的な印象を持っている人は多いけど、実際はそんな大層なもんじゃない。ハチたちはお互いに情報交換しながら勝手に動く。」

ナカムラさん「あっ。それは知ってる。蜜のある場所を仲間に伝える8の字ダンスってやつ!なにげに高校の生物の資料集に載ってた!」

柚丸「そうそう。よう知っとるがな。とにかく、巣全体の統率なんて取る必要なし!女王の仕事は、ひたすら卵を産むこと。ハチやアリのような社会性昆虫の所謂『女王』を生物学的には『生殖虫』といいます。はい!ここテストに出ません!!」

ナカムラさん「下らんギャグかますな。んなもん、とっくにやりつくされてる!」

柚丸「オレにギャグセンスを求めるのが間違いだぜ…。」

ナカムラさん「さっさと進めろ。もう眠い。」

柚丸「チッ!ウルセェな!目が覚める話してヤンよぉ。つーわけで、女王の仕事は部下の増産。ひたすら増やす。巣にハチが入りきらなくなって巣が分裂するときもある。でもね、女王蜂にも寿命がある。いつか死ぬよ。そんな時はどうなると思う?」

ナカムラさん「働き蜂の1匹が女王蜂になる。」

柚丸「ブッブ~!!ふせーかーい!!やーいやーい!間っ違っえたっ~!!」

ナカムラさんウザイ!!死ね!!」

柚丸「あべしっ!!殴らんでも…。」

ナカムラさん「我慢の限界。堪忍袋の緒が切れた。」

柚丸「正解は、『働き蜂が次の女王蜂の卵を産む』です。」

ナカムラさん「!?いきなり意味不明!働き蜂って卵産めないんじゃ?」

柚丸「普通の時はね。でも働き蜂にも卵を産む器官はあるのよ。普段は女王蜂が出す特殊なフェロモン(ニオイ)でそれが抑えられてると考えられてる。」

ナカムラさん「なるほど。」

柚丸「寿命かなにかで現在の女王蜂が死ぬと、働き蜂は女王蜂専用の幼虫部屋、『王台』を建設し、中に例のアレを入れる。」

ナカムラさん「アレ?」

柚丸「アレダヨ!ローヤルゼリー!!山●養蜂場の製品によく入ってるアレ。女王も働き蜂も元の卵は全く同じ。六角形の狭い部屋のなかで蜂蜜食べて育つか、大きな王台の中でローヤルゼリー食べて育つかでその後の運命が変わる。」

ナカムラさん「女王は幸せもんだな。」

柚丸「ところがどっこい。世の中そんなに甘くない!自然界はもっと甘くない!次の女王を育成する際、働き蜂たちはなぜだかどういうワケだか、複数の女王を同時に育ててしまう。」

ナカムラさん「するとどうなる?」

柚丸「ここからが凄まじい…。一番最初に王台から羽化した女王蜂は女王として最初の仕事をする。それは卵を産む事でも、王位継承宣言でもなく……。ほかの王台の中の姉妹たちを抹殺することだ…。」

ナカムラさん「ヒィッ!マジで!?」

柚丸「マジで。顎で王台を破壊してケツの毒針で刺して徹底的に…。さあらに凄いのは同時に2匹の女王が羽化してしまったとき。

ナカムラさん「まさか…。」

柚丸「そのまさか。ガチ殺し合いイッツ・バトルロアイアル。お互いに毒針で決闘。そもそも巣からほとんど出ない女王蜂の毒針はこの殺し合いのためだけにある…。んで、最後に残った一匹が女王様。」

ナカムラさん「壮絶…。」

柚丸「でもね、こうやって生き残った女王蜂が幸せになれるとは限らない。寿命を全うできればいいけど、怪我や病気で卵を産めなくなるやつもいる。そんな時は…。」

ナカムラさん「も、もうヤメて…。」

柚丸「例のオスバチと同じ運命(前回参照)をたどる。巣の外にポイされて野垂れ死に…。」

ナカムラさん「ヒデェ…。使えなくなったら処分とか、少年漫画の悪役集団みたいじゃん。」

柚丸「まあ、これがハチさんたちの真の姿っつーか、現実っつーか。でも結構面白いでしょ。」

ナカムラさん「なあ…。このブログ、こんないやな話ばっかりなのか!?」

柚丸「そうかも…。」


柚丸「オハヨウ!記念すべき第一回ですよ!今日は身近な生き物、ミツバチについて話します!」

ナカムラさん「なんかすごく季節外れじゃね?」

柚丸「いいの!ハイ、スタート!」


*性別について

柚丸「あのさ、ミツバチの性別って知ってる?」

ナカムラさん「それはしっとるわい。働き蜂は全部「メス」って話だろ?」

柚丸「正~解!これはテレビとかでもたまに出るからね。じゃあオスのハチっていると思う?」

ナカムラさん「………。そりゃいるだろ?」

柚丸「正解。でもオスバチって見たことないよね。」

ナカムラさん「確かに。」

柚丸「当たり前。やつらは目が少し働き蜂より大きいぐらいで、遠目には区別付かない。オスバチの最たる特徴は何と言っても「働かない」ことだ。」

ナカムラさん「ミツバチのくせに働かないの?」

柚丸「働かないどころか自分で食い物も摂らない。全部働き蜂のカワイこちゃんに口移しでもらってる。」

ナカムラさん「なんツー羨ましい…。」

柚丸「ざんね~ん!そんなに甘くはないぜ?オスバチはサナギから羽化して一週間ほどで外に出て飛び回る。ただし、やっと働く気になったわけではなく、交尾するため。女王様と交尾。」

ナカムラさん「ん?女王蜂ってそこらへん飛んでるものなの?」

柚丸「女王蜂にも寿命がある。今の女王が死ぬと巣の中に新しい女王様が出来る。この辺は次回!」

ナカムラさん次回!?ソレただのさぼり…。」

柚丸「おだまり!話進める。で、新女王は卵を産むとき精子が必要でしょ。だから1度だけ外に出てオスバチと交尾する。オスバチの精子は女王蜂の腹の中で生き続けて一生使われる。」

ナカムラさん「まさか…。」

柚丸「そう…。オスバチの存在意義はそれだけ。しかも女王とめでたく結ばれるのは数百匹のうち2,3匹。」

ナカムラさん「幸せになれるのは数匹か…。」

柚丸「いや~。交尾したオスバチは交尾した直後にショック死しちゃうのよ。」

ナカムラさん「最悪ジャン!」

柚丸「でも交尾できなかったオスバチはさらに悲惨。秋になったら巣から追い出されて野垂れ死に

ナカムラさん「ヒデェッ…。」

柚丸「要するに、ミツバチ世界において男は使い捨てってワケ。」

ナカムラさん「人~間ってい~い~な~♪ワガママいうモンじゃないねぇ。」

柚丸「つーわけで、次回もミツバチの話。女王様についてダヨ。これもかなりソー絶だから。」



:柚丸「ど~も。このブログの管理人、柚丸です。」

ナカムラさん「柚丸の友人、ナカムラです。」

柚丸「え~っと、このブログでは死ぬほど役に立たない生物関連の雑学を、この二人の対談形式で紹介していくワケなんだけど…。正直相当マニアックな話になると思うから、読む人はご覚悟ください。まあこっちもできるだけ解りやすく説明するから、ヒマな時にでも遊びに来てくらさい。」

ナカムラさん「え~、皆さん。俺からもごあいさつ代わりに一言…。このブログの管理人は変態です。以上!」

柚丸「いちいち余計なこというでない!」

ナカムラさん「しょうがないでしょ。事実だもん。多摩動物公園の昆虫館に3時間半居すわった男…。」

柚丸「いいじゃん!」

ナカムラさん「いいのかよ。」

柚丸「とにかく、このブログこんな感じですから。」

ナカムラさん「なるほど、こんな感じにグダグダなんだな。」

柚丸「まあそんな感じ。自分としても、難しい専門用語とかたくさんの堅苦しい解説にはしたくないから、できるだけ面白くなるようにガンバルよ。」

ナカムラさん「報われるといいね…。」


ドウゾ四露死苦DEATH