日曜日、受験対策が終わってから
知り合いの方の
ピアノの発表会へ行ってきました。
ギリギリでしたが
何とか間に合ってホッと一息。
塾でもお世話になっている方の発表会。
いつもは
普通に会話をして、普通に笑っている
「よく知っている人」でした。
だから正直なところ
こんなに心を揺さぶられるとは
思っていませんでした。
クラシックだし
「眠くなるかな?」
なんて軽い気持ちで座った自分が
演奏が始まってすぐに消えました。
音が流れた瞬間
あ、これは違う…と。
昨日今日で弾けるようになる音ではない。
積み重ねた時間
逃げずに向き合ってきた日々
うまくいかなかった時の悔しさも
全部が音にのって伝わってきました。
「この人
こんなに人を感動させる人だったんだ」
同じ場所で
同じ時間を過ごしてきたはずなのに
まったく知らなかった
一面を見せてもらった気がしました。
音で人の心を動かすって
本当にすごいことです。
言葉はいらないのに
ちゃんと想いが伝わってくる。
帰り道、自然と考えていました。
「じゃあ
私は何ができるんだろう」と。
学習塾も、きっと同じ。
普段の授業だけを見ていたら
その子の当の力や思いは見えにくい。
でも、積み重ねたものは
受験という本番で
必ず表に出ます。
タロットも、似ています。
カードは嘘をつきません。
その人がどんな時間を
過ごしてきたのか
どこで踏ん張ってきたのか
言葉にしていない想いまで
そっと映し出します。
「知っているつもり」だった人が
実はこんなにも深い世界を持っていた。
それに気づけた瞬間こそ
人は心を動かされるのだと思います。
あの日のピアノの音は
私にそれを教えてくれました。
そして
生徒たち一人ひとりにも
まだ見えていない「音」がある。
そう思えた、忘れられない一日でした。












