前夫のお金の心配で神経をすり減らしていた
日々のお陰で患ってしまった
パニック障害とうつ病。

離婚してもバカな私は同情から
前夫と一緒に暮らす羽目になり
結局同じような生活をしていたせいか
以前よりはだいぶ安定したものの
いっこうに改善される気配はなく。

月に一度の通院と毎日の服薬は
ずっと続いていました。

抗鬱薬は必要ないのかな?と思うくらい
でしたが、睡眠導入剤は止められず
一度でもないと、眠れなくなりました。

何度も減薬に挑戦しましたが
その度に失敗し、減薬することに
恐怖を感じていました。
どちらも依存性の高いお薬だったのですね。

今の夫と出会ってから、本当に毎日マメに
気遣うような連絡をくれ
人混みが苦手で、引きこもっていた
休日の週末は、必ず彼が来てくれて
ずっとどこかで感じていた孤独感も
すっかり消えて、それはそれは幸せな
日々でした。

なのに、本当に稀に突如襲ってくる
パニック発作や、絶望感。
浮上するのにも時間がかかり
その度に音信普通になったりして
彼に心配かけていました。

私はね、自分では調子いいときは
普通にしていたつもりでした。
でも家族からは
「yuzukaの笑った顔ずっと見てないよ」
と散々言われ、気づいていない私は
何いってんだろ?としか思えませんでした。
今その時の写真を見ると、全然笑えてない。
その時は「こんな笑ってんじゃん」て
不思議と思ってたんです。
でも痩せてさらに小さくなり生気のない
虚ろな笑顔を見て、これはみんな心配した
んだろうな、と今は理解できます。

今の夫は当時から、色々調べたり
身近な人の話を参考にしたりして
時には優しく、時には厳しく
いつも見守ってくれ
私の観察を密かにして、結婚後は
私の両親にこっそり私の状態を報告
してくれていました。

「最近yuzukaさん、鼻歌歌ってます😌」
「今日は○○へ行き、いい笑顔の写真
とれたので送ります」
「今日は元気がないので、○○へ来て
英気を養ってます」

みたいに。
ああ、これが守られるってことなんだな、
家族ってことなんだなって心底思いました。
前夫のときは一人で先頭に立って
傷付いてボロボロでも平気なふりするしか
なかった。
幸せだな、素直にそう思った。

それなのに、完治しない。
特に睡眠導入剤は手放せなく
もちろん紹介状をかいてもらい
引っ越し後も通院は欠かせません。
でも、この転院こそが、またひとつの
ターニングポイントになるのでした。