コーヒーを楽しみながら本が読める

蔦屋書店は

ミーハーで多読な夫の大好きスポット

なんですが

私にとっても

買わなくても本が読める

夢のような場所です。

世界遺産　宗像・沖ノ島

みえてきた「神宿る島」

みたいな本って興味あっても

買うのはハードル高いし

図書館にもなさそう

手にとって読み

古代日本に思いを馳せると

昔たくさんの人々が渡ってきたであろう

海の道が見えてくるようです

おとなりにある壱岐島にしても

小さいのにたくさん

重要な神社があったりして

高天原から

神々が降りたったのが九州って

なんで？？とか思ってたけど

長い長い旅を経て

西や南からやってきた人々が

海路で日本に入ってこられる玄関は

九州だもんなーと

妙に納得。

九州旅行してみたいなあ

古の日本に思いを馳せた後は

星道夫さんのエッセイ

「長い旅の途中」を手に取りました

ふと、カリール・ギブランの詩を思い出す。

あなたの子供は、あなたの子供ではない。

彼等は、人生そのものの息子であり、娘である。

彼等はあなたを通じてくるが、

あなたからくるのではない。

彼等はあなたとともにいるが、あなたに屈しない。

あなたは彼等に愛情を与えてもいいが、

あなたの考えを与えてはいけない。

何故なら、彼等の心は、

あなたが訪ねてみることもできない、

夢の中で訪ねてみることもできない

あしたの家にすんでいるからだ…・・・・。

のっけからガツンとくる引用に

どんどん引き込まれ

北の寒い寒い大自然や動物

そこに住む人々や

インディアンたちの言葉が

深く染み入ります

星さんの本を読むと

懐かしい孤独の感覚につつまれ

心にしんとした空間が広がる感じがして

その感覚を味わいたくて

たまに手にとります。

そしてこの本からも

人々の移動が見えてきます

ある古老が語ったこんな話が残されていた。

「昔々、海の方から人が流されてきて、プリンス・オブ・ウェイルズ諸島の南西に浮かぶドール島にたどり着いた。その人々は、ウィシュンシャンアデ（何かとても古い生きものという意味らしい）と呼ばれ、

今のタクウェイデ・クランの遠い祖先だと言われている」

その中でもオオカミとワタリガラスは中心を成し、タクウエイデはクリンギットインディアンのオオカミ族の最も古くて重要な家系だという。

多くの古老たちは、タクウエイデの祖先の海からやって来た異人たちが、この海岸線に初めて住みついた人々だと信じていた。

つまり内陸部から海の幸を求めて移動してきたもともとのインデイアンより、彼らはこの土地に先にたどり着いたという。そしてこの異人たちは、アジアから流れ着いたのではないかという言い伝えがある。

うー！！ときめく！！！

言い伝えが好きすぎて困る！笑

1冊目の沖ノ島もそうだけど

人々はなぜか

地図上でいうと左から右に

つまり西から東に移動していく

やっぱり太陽が出てくる方角に

向かってしまうのだろうなあ

スタバで脳内大旅行

安上がりだけど

超リッチな気分です。

ちなみに夫は地政学みたいな本を

読み漁ってました。

ケーキも食べて楽しそう…

最後に手に取った本は

これはね、買ってしまいました。

魚大好きだけど

いつもの食べ方じゃない方法で

食べてみたくなったから

材料は微妙に違うけど

20%OFFのお刺身で

早速作ったマリネ

大学と始めたばかりのバイトで

疲れ果てて帰宅した

魚好きのりんごも

美味しい〜って言いながら

食べてました。

そう、私は彼女に

美味しいマリネを与えてもよいが

私の考えを与えてはいけない

…と

大学生活に一喜一憂したり

予定を詰め込んで暴走する彼女に

つい言わずもがななことを

言ってしまいがちな自分を

いましめる母なのでした

本屋にて