オーディブルを契約した。

残念な事に2ヶ月無料の少し前なので、私は一カ月だけの無料となった。


始めは旦那の失語対策として、音を拾うのが良いのか?と自宅にあるハリポタとオーディブルの中のハリポタを合わせて聞かせてみた。

文字はかなり読める様になってきているけど、まだ100%ではないらしい。


失語症というのは少し複雑。

話すだけでなく、聞くことも読む事も、苦手になる。

そこで、読みながら聞けば良いのか?と思った私は愚かだった。

自宅の本とオーディブルの文章に差がありすぎたらしい。

ここにある本を読んでくれるわけではないらしい泣

多くの人が購入した本だと思ったんだけどね。


混乱が生じたため、却下。

私の携帯で試したので、そのまま私が使う事に。


前から気になっていたものの、すぐ眠くなってしまう私に合うかどうか?とは思ったけど、とりあえず使う。




初めに、仲野太賀君のラジオを聴いて、次に村上春樹氏の「カフカ」。

これは何が気に入らなかったのか分からないけど、途中でつらくなり放棄。

(恐らく聴くことに慣れてなかったからかな?)


「銀座四方堂」は1話が探せなくてスルー。


次に小林聡美さんのエッセイ。

聡美さんらしい文字運びで楽しく拝聴した。


そしてタイトルで決めた「わたしに会いたい」。

この本も途中で辛くなり放棄。


そして再び村上春樹氏「スプートニックの恋人」

これは引き込まれる様に聴けた。

時代が携帯電話の流通する前、電話ボックス最盛期の頃。

私達が若かりし頃。


そんな事態設定に引き込まれたのかもしれない。


聴き終わって、文字で読みたかったなと思ったのと、いつも思う好奇心の不完全燃焼。


おばちゃんは知りたい!

「何があったの?」えーキョロキョロニヤリ


それがないから良いのだろうとは思う。

私は文学に向いていないらしい。


家事をしながら聴ける気楽さ。

家族に振り回されない自分だけの時間。

朝早くに目覚めた時に聴ける利便さ。


気に入ってるのはここかなと。


ただ、読み手さんのイメージでかなり作品が左右されてしまうのかな?と。


淡々と読んで欲しい。

自分のイメージを邪魔されたくないから。

少しだけ緩急はつけて。


その辺り、かなり気を使って読んでくれてる。

女優さんたちはやり難いだろうと想像キョロキョロキラキラ


さ、また昭和に行こう!